PICKUP育児エッセイ

娘の「自分で立ち上がる力」のために|PICKUP育児エッセイ#37

小学生の娘を育てる野原のんさん。大事な娘を傷つけたくないと思う気持ちと、過保護になるのを避けたい気持ちとの間で、心は揺れ動きます。

気持ちの整理

今のこのインターネットが当たり前な子ども世代…
こっちが気をつけていても、予期せぬところから殴りかかられる事も多々ありますし…

まだまだ会話で気持ちを伝えることすら未熟な年齢の子ども同士が、無機質なSNSの中で正確に気持ちを伝える事も、逆に気持ちを正確に受け取る事もなかなか難しい。

そのすれ違いから、いじめが始まったらどうしよう…と。

そう考えるとどうしても、こうした方がいいんじゃない?なんて口を挟みがちになってしまっていました。

そんな私の本音育児漫画。

野原のん


野原のん


野原のん


野原のん


「死なせない事」から
「死なない力を身につけさせる事」

親が出来るのはあれやこれやと先回りして予測して回避させる事じゃない。

認めて、信じて、寄り添う事。


子育てにおいて、命に関わらない程度の事なら経験させて失敗させる事が大切なのは重々承知でした。

でもね、いざ我が子を目の前にすると…

目を離せば死んでしまいそうな時から…いや、お腹にきたその時から愛情を惜しみなくそそいで、自分のいろんなものを投げ打ってそれこそ命を削るような思いをしながら育ててきた我が子を目の前にすると
本来経験しなくてもいい辛い事なら、ひとつでもふたつでも取り除いて笑顔でいてほしい

そう思っちゃうんですよね。


世界が狭い小さな頃はそれでいいかもしれない。

でも、子どもの世界は日に日に広がっていて…気が付けば親の知らないところまで広がっていて…

そんな中で、何一つ不自由なく失敗なく生きていけば、いつか来る挫折で立ち上がれなくなる。

それなら小さな挫折を経験して、その都度その都度立ち上がれるようになっていた方がきっとこの先何十年も続く子どもの人生にはプラスになる。


分かってる。
分かってる…。

けど、、

辛いよ!!!!!!!


マジでガラスのハートしてたら何度も砕けるよ!!!!!

我が子が人から悪口言われて貶められてるの見てるしか無いの本当にキツい!!!!!

なので私は覚悟を決めました。

鋼の心臓手に入れます


「心臓に毛」を通り越してガッチガチの鋼にしてやんよ…!!!

錬金術でも習得するレベルの鋼にな…!(違)


いつでもドーンと構えていられるビックマザーになるぜ子どもたち!!!!!


記事提供:野原のん


野原のん

野原のん

作者


双子を含むフリーダムな4人の子育てをマイペースに描いたり書いたりしています。モットーは「気楽にいこうぜ何事も」。ブログ「それキツネやで!」。Twitter(@non4nohara)。

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