授乳クッションの上手な使い方!授乳が驚くほどラクになる裏技を公開

授乳クッションは、授乳をよりスムーズに行うために活躍する便利なアイテム。授乳クッションの使い方を少し工夫するだけで、赤ちゃんのお世話がさらに快適になることを知っていますか?

今回は、助産師さんが教える授乳クッションの賢い使い方から、先輩ママが教える驚きの使い道まで幅広くご紹介します。

助産師に聞く!授乳クッションの賢い使い方

授乳クッション 使い方 イメージ
授乳クッションは、使い方の工夫次第でより快適におっぱいを飲ませることができます。

多くのママたちからの母乳相談を受けている助産師の菊池さんに授乳クッションの賢い使い方を伺いました。

授乳クッションの使い方【基本編】
授乳するときの抱き方

授乳クッションを使うときに、まず押さえておきたい基本中の基本。

初めて授乳クッションを使うママは、まず抱き方のポイントをおさえましょう。

授乳クッション 使い方 イラスト1

まず確認するのは赤ちゃんの口とおっぱいの高さが合っていること。

クッションだけで高さが調節できず手に負担がかかったり猫背になってしまう場合は、タオルやブランケットなどを挟んで調節してみましょう。

また、赤ちゃんのおへそとママのおへそが向かい合うように抱っこしてあげてくださいね。

菊池さん

菊池さん

ママたちからは、「授乳の悩みを授乳クッションで解決できたら…」という声も多く聞かれました。

ここからは、そんなママたちの悩みをもとに、授乳クッションの使い方【応用編】をお届けします!

授乳クッションの使い方【応用編1】
げっぷの負担をラクにしたい

赤ちゃんにおっぱいやミルクを与えた後は、吸い込んでしまった余分な空気を吐き出させるために、げっぷを促す必要があります。

授乳後は、いつも赤ちゃんを抱きかかえて背中をトントンしながらげっぷを出させているのですが…。腱鞘炎気味なので、抱きかかえるのが結構辛いです。

もう少しラクにできたりしますか?(えりっこさん)

そんな、げっぷの負担を少しでも減らすために、実は授乳クッションが使えるのです!

げっぷが出しがラクになる!
授乳クッションの使い方

授乳クッション 使い方 イラスト2

授乳クッションの上に赤ちゃんを乗せ、脇の下に手を入れて腕で赤ちゃんを支えます。この状態で背中をトントンすると、げっぷが出やすくなります。

肩に乗せて行うより簡単で、赤ちゃんの顔も見えて安心ですよ。

菊池さん

菊池さん

授乳クッションの使い方【応用編2】
腱鞘炎予防に

おっぱいやミルクを飲ませるとき、利き手で赤ちゃんの体を支える癖がついて負担をかけ過ぎていませんか?

授乳クッションを上手に活用すれば、その悩みも解決できますよ。

授乳クッションを使っても、利き腕ではない手をメインに使っての授乳はうまくできません。

そのため、片方のおっぱいばかり飲ませる癖がついてしまいました。直したいのですが、何か良い方法はありますか?(はなちゃんママ)

利き腕でなくてもらくらく!
授乳クッションの使い方

授乳クッション 使い方 イラスト3

利き腕でない手を使っての授乳が苦手と感じるときは、絵のようにフットボール(脇)抱きをしてはどうでしょうか。横抱きで授乳するときと赤ちゃんの向きが変わらないので、やりやすいかもしれません。

利き腕ばかりで支えていると腱鞘炎になりやすくなるので、このように授乳クッションを活用しましょう。

菊池さん

菊池さん

授乳クッションの使い方【応用編3】
添い乳のサポートに

赤ちゃんへの添い乳が日課になっているママは、授乳クッションを使うとよりスムーズに授乳ができますよ。

無理な姿勢で添い乳をして、筋肉痛になってしまったママは実践してみる価値ありです。

ママの悩み

ママの悩み

毎晩添い乳で寝かしつけているのですが、赤ちゃんが途中でよく動くので、その度に私が体勢を合わせていたら筋肉痛に…。もっとスムーズに添い乳をする方法があれば知りたいです。(もえ)

添い乳がラクになる授乳クッションの使い方

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添い乳は基本クッションなしでできますが、授乳クッションを使うと添い乳しやすくなるというママもいます。

横向きにさせた赤ちゃんの背中に沿わせるようにクッションを置いて、赤ちゃんの支えとして使うと良いでしょう。

菊池さん

菊池さん

授乳クッションの基本の使い方はもちろんですが、応用編もママの体の負担を和らげてくれるものばかり。ぜひ、参考にしてくださいね。

これが私の授乳クッションの使い方!
ママのなるほどアイデア集

授乳クッションは、授乳をする以外にも様々な使い方があるのを知っていましたか?

こんな使い方もできるんだ!と思わず参考になる、ママのなるほど活用術をご紹介します。

四つん這いの練習用に使ってます!

eskksmさんは、四つん這い姿勢の練習のために使用!お腹の下に授乳クッションを入れて、目の前におもちゃを置いて遊ばせているそうです。

手が自由に動かせて遊びやすいからか、赤ちゃんも終始ご機嫌。手を伸ばして遊ぶことが、ずりばいの練習にも繋がるようです。

ふんわり柔らかい授乳クッションのおかげで、遊びに夢中になっても顔面を強打することがないのでママも安心ですね。

ベビーベッドガードとして大活躍!

kyna.11さんは、授乳クッションをベビーベッドガードに活用

妊娠中の抱き枕としても使えるサンデシカの授乳クッションは、ロング型で長さがあるのでしっかりガードできそうですね。

雲の形をした愛らしい形状なので、部屋のインテリアとしてもおしゃれで素敵です。

授乳クッションは使い方次第でさらに活躍!

授乳クッションは、アイデア次第でこんなに幅広く赤ちゃんのお世話に活用できるんです。授乳クッションが手元にあるママは、ぜひ賢い使い方を参考にしてみてくださいね。


取材協力:菊池 はるな

取材協力:菊池 はるな

助産師

茨城県立中央看護専門学校助産学科卒業後、総合周産期センターの産婦人科・NICU勤務を経て、現在は横浜のあおのウィメンズクリニックに勤務。また世田谷のみくりキッズクリニックで母乳外来を担当しています。お母さんと赤ちゃんに寄り添いながら、妊娠生活や出産、育児が楽しめるようなサポートを心がけて、日々働いています。現在、IBCLC(国際ラクテーションコンサルタント)取得のために奮闘中です。

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