PICKUP育児エッセイ

3人産んで確信した。ママに「ベテラン」という概念なんかないってことを

こんにちは。3児の母さん、仙台凛です。年長、年少、1才の子育て真っ最中。

私は、妊婦健診から出産まで、3人とも同じ病院に通いました。

3人目でお世話になった時、わりとよく言われた言葉があります。

「あら、3人目なのね。じゃあもうベテランママさんね」

こう声をかけられ、当時の私は、なんとなく嬉しいような、照れくさいような気持ちになり、「ついにベテランと呼ばれるところまできたかぁ」と自分の世界に浸っておりました。

恥ずかしい。

ところが最近、5才の長男とやりとりをしていると、私は全くもってベテランママなんかじゃないんだよなぁと感じるので、今日はそのあたりの話。

新生児のお世話なら自信あり

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仮に、今この瞬間、ポンと新生児を託されて「これから1ヶ月間、この子のお世話をしてもらえますか?」と言われたとします。

子ども達のこと、日々の生活のことは置いておき、赤ちゃんのお世話だけをするのであれば、私の答えは「任せてください」です。

私の子どもたちは3人とも新生児期のタイプが違ったように思います。

また、私自身の産後の体調も、上の子の有無など環境も違いました。

そんな中でも、何とか3度の新生児のお世話を終えた経験から、次はたぶんうまくやれそうだな、という感覚があります。

初めての5歳児に悪戦苦闘

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最近苦労しているのが、5才の長男とのやりとりです。

何度言ってもやるべきことをやらないとか、下の子たちに手を出すとか、どこの家庭にもあるような悩みなのですが、私自身がどのように対応すればよいのか分からず、悩んでいます。

でも、当然なのかもしれません。

5才児と向き合うのは、私の人生にとって初めて。

数年前、長男が赤ちゃんだった頃、新生児の対応がうまくできず、というか、もう何をどうしたらいいのか分からず、当時はとても苦労しました。

今は初めての5才児相手に試行錯誤している真っ只中なのですから、うまくいかなくて当たり前です。

子どもが何人いても、常に新米ママ

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長男が来年小学校に入学すれば、私は初めての1年生のママになります。

「学校とはどんなところ?」「親として、誰とどうコミュニケーションをとればいいの?」と、手探り状態になるでしょう。

ここで、私は永遠にベテランママにはなれないのだと気づきました。

私にとって全てが初めてとなる長男と向き合っていくにあたり、相手のことを理解していないが故に怒ってしまったり、衝突したりすることが今後増えそうな気がします。

人間という生き物は、何才の時点で、何がどこまで発達しているのか、何をどこまで理解できているのか、どんな思考ができるようになっているのか。

まずは相手のことをよく知った上で、こちらも打つ手を考えねばなりませんね。


はぁ、子育てって難しい。


記事提供:仙台凛


仙台凛

仙台凛

作者


年長、年少、2才の母。薬剤師→主婦→在宅ワーカー。noteでは興味のあることを毎日投稿中→教育、知育、発達&児童心理学、フィギュアスケート、投資、風呂敷など。その他発信→Twitter(気まぐれ)、Instagram(お仕事準備中)、stand.fm(毎日ラジオ&たまにLIVE配信)

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