空気が乾燥する季節、空気にうるおいを与えてくれる加湿器は感染症対策という意味でも手放せませんよね。でも、忘れてはいけないのがそのお手入れ。
お手入れが面倒なイメージがあるかもしれませんが、クエン酸を使うことで忙しいママでもらくらくキレイにできるんですよ。
そこで今回は、クエン酸を使った加湿器のお掃除方法をご紹介します!
クエン酸なら簡単に水垢を落とせる!
加湿器の掃除で一番厄介なのが、フィルターにできる「水垢」です。水垢は水に含まれるミネラル分が濃縮して残った白い汚れで、つねに水に浸っているフィルターなどに硬くこびりついています。
この水垢はただこすったくらいでは落とせません。しかもフィルターは強くこすり洗いすると素材が傷んでしまうので、落とすのは簡単ではありません。
そこで大活躍するのが「クエン酸」!水垢は「アルカリ性」の汚れで、クエン酸の「酸性」の成分と合わさることで中和されてやわらかくなる特徴があります。そのため、クエン酸を使って掃除すれば、こすらなくても水垢だけをキレイに落とせるんです。
フィルターについた水垢を放っておくと、加湿効果が弱まったり、不具合が起きたり本来のパフォーマンスを発揮できません。
子どもの体調のためにも、クエン酸を使ったお掃除方法を覚えて定期的にキレイにしてあげましょう。
加湿器をクエン酸でキレイにする方法!
用意するもの(必須)
- 水
- 歯ブラシ
加湿器のフィルターについた水垢を洗浄するには、クエン酸以外に水と歯ブラシを用意するだけ。特別な道具はなにもないので、すぐに取りかかれますよ。
やり方
- 1電源を切る
- 2部品を外す
- 3洗面台のシンクでクエン酸水をつくる
- 4部品をつけおき洗いする
- 5すすぐ
- 6取り付ける
これでこびりついていた水垢がきれいに落ちます。作業自体は最初と最後の10分ほどで、あとは放っておけばいいので、それほど手間がかかりません。
ガンコな水垢は一度では落ちないこともありますが、何度か繰り返しているうちに落ちていくので、定期的に掃除を繰り返してくださいね。
とても便利なクエン酸ですが、クエン酸水をタンクに入れて運転するのはNG!クエン酸を加湿器内に通すと故障の原因になるので、必ず汚れたパーツを取り外してクエン酸水に浸けましょう。
加湿器のクエン酸洗浄は月1でOK
クエン酸を使って掃除するのは、月に1回ほどでかまいません。水垢はすぐにできる汚れではないので、それほど頻繁にクエン酸で掃除しなくても大丈夫。
ただ、加湿器のフィルターの汚れは水垢だけではありません。放置していると雑菌が繁殖することもあります。
そのため、水がなくなって補充するタイミングなどで、フィルターや受け皿を軽く水洗いしてあげると、よりキレイな状態をキープできますよ。
加湿器の雑菌を減らす便利グッズ
加湿器に繁殖する雑菌が気になる場合、次のような便利グッズを使えば減らすことができます。タンクの水に混ぜるだけなのでとっても簡単に使えますよ。
『加湿器キレイ』(ブリッジメディカル)
スティックタイプの除菌剤で、使い方はタンクにポンっと入れるだけ。銀イオンの力で6ヶ月ほど雑菌の繁殖を抑える効果が続きます。
『タンクの除菌剤』(コジット)
ハーブの成分を使ってつくられた除菌剤。これもタンクの水に混ぜるだけです。アロマ効果もあるので加湿器がディフューザーとして使えますよ。
加湿器をクエン酸でキレイにしてお部屋の空気を清潔に保とう!
加湿器は冬の暮らしになくてはならない家電のひとつ。ふだんは水洗いで掃除、月に1回クエン酸で掃除すれば、楽にキレイをキープできます。
子どもの体調のためにも、加湿器を清潔にして毎日使ってくださいね。
記事提供:家事情報アプリ『コジカジ』
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ポッケ家事テク部
作者