こんにちは、ninaru baby編集長の磯部です。
この仕事をやっていると「ちいさなお子さんいて編集長やっているんですか!?」とか「お子さん2人もいらっしゃるんですか?どうやって両立させているんですか?」とか、よく聞かれます。
そんな特筆するほどのことはしていないんですけど、働くママのモデルケースの一つとして、今回は私の「仕事と育児の両立」についてお話ししたいと思います。
ワーママな私の育児⇔仕事の関係
子供の年齢:2歳・6歳
保育園:認可保育園
勤務:週5日・9:00~17:00
通勤時間:片道約45分
まずは、基本データです。特に珍しい方ではないです。祖父母の同居はなく、近くにも住んでいないので、基本は夫と二人で子育てしています。
仕事内容は、ninaru babyの編集長や妊娠アプリninaruのディレクターをやっています。
ママをしながら重要なお役目をいただいているという自覚はありますが、会社の期待している結果を残せているかというと…うーん、どうだろう。
やっぱり子供がいなければ、もっとやりたいのに、というジレンマもありつつ、とりあえずそれは置いておいて、都合よく「両立できている」ということで話を進めていきます。
ワーママな私の1日のスケジュール
7:00 | 子供と一緒に起床 |
7:30 | 朝食・洗濯 |
8:00 | ごみ捨て&出勤(保育園の送り担当はパパ) |
9:00 | 出社 |
12:00 | ランチ食べに出たり、デスクで食べながら仕事 |
17:00 | 退社 |
18:00 | 保育園お迎え |
18:20 | 夜ご飯作り&お風呂掃除 |
19:00 | 子供たちと夕食 |
19:40 | 食事片付け(床からお皿まで) |
20:00 | 子供たちとお風呂 |
20:30 | パパ帰宅・パパの夕食用意 |
21:00 | 娘の歯磨きや息子の習い事の宿題をみる |
21:30 | 子供たち寝かしつけ |
22:00 | 洗濯 |
22:30 | 部屋の片づけ・自分時間(TV見たり) |
23:30 | 就寝 |
補足
- 朝ごはんはパン・コーヒー・ヨーグルトのみ
- 朝に弱いので早く起きれない
- ロングスリーパーなので一定の睡眠時間がないと活動できない
- 通勤中に仕事をするが、家でやるパワーは残ってない
- 作り置きなどはせず、夕食は帰宅後に作り始める
- 洗濯機は1日2回まわす(子ども二人分の洗濯量すごい)
もちろんこれは一例です。日によって寝る時間も起きる時間も違うし、保育園帰りに息子を習い事に送ったりして後ろの時間がずれることもしばしば。
仕事は業務時間中に集中し、いかに効率よくできるかを重視しています。ランチタイムに休憩がなくても集中力が持続するタイプです。
基本は、結構しっかり寝てるし、前日に翌日の夕食の準備もしないし、朝ごはんは基本パンとヨーグルトだけ(余裕があるとフルーツやスープがつくよ!ほんとにたまに)。
「適当だな」と思われる方とも多いと思います。
それでも私にはこれが精いっぱい。キャパ以上のことをやる必要はないと割り切っています。
働くママたち頑張っています
ところで、先日、お風呂上りに服を着ない娘を追いかけているところに夫が帰宅したので「着せて」と頼んで自分の髪を急いで乾かしていたら、
夫が、
「着てくれない~」
と言いながらソファに座っているじゃありませんか。
「おいっ!やる気あるのか!なに休んでんだ!追いかけてでも着させろ!」
と言いたい気持ちをぐっと堪えて代わりに口をついた言葉が
「ちょっと!私、帰ってからまだ1回も座ってないから!!」
自分で言っておいてびっくりしました。
世のワーママって、仕事から直行して子供たちが寝るまで、腰をかけて一休みするということもほとんどしていないことに。そして、それが当たり前になっていることに。
そりゃ気づいたら疲れたまってるわけだわ。全国のママ、本当にお疲れ様です。
ワーママじゃないママも頑張っている
でも正直、私は保育園に預けている分、かなり楽だなと思う部分もあります。
日中は先生たちが子育てしてくれているんですよ?
先生たちが娘にぐっちゃぐちゃになるご飯をあげている間に、私は大人だけでランチに出ることができるんです。
追いかけるだけで息切れする、息子との外遊びも私より随分若くて元気な先生方がやってくれるんです。遊びの質だって、私のものとは比にならないくらい高い。
知らない間に新しい歌や踊りや言葉を覚えて帰ってくるんです。いつの間にかハサミが使えるようになってるんです。私が教えなくても。
生後4ヶ月で預けた娘なんて保育園がほとんど離乳食を進めてくれました。
私たちワーママが働く時間を、子育てに充てているママたちは、これを全部ひとりでやっているんだもんなあ。本当にすごい。
ワーママも、ワーママじゃないママもほんとすごい。
育児の両立方法は幾通りもあるんです
話は飛びますが、先日保育園の学芸会が行われました。
兄のタロウは年長なのでラストの年。
さすが5〜6歳にもなると、みんな劇をそつなくこなしていました。
その立派な姿をみていると「あんなこともあったな」「こんなこともあったな」と色々思い出が溢れてきて…うっかり泣きそうに。でも堪えました。
が、最後に『ね』という歌を合唱されて、もう堪えきれなくなり、右目から左目から次々に熱いものが流れ出てきてしまいました。
「やばい、こんなに号泣してるなんて、絶対みんなに引かれる!!」
と思いながらも両手には動画を回すカメラ。涙をぬぐえない。
それでも、わたし、
カメラを止めるな!!
(言いたかっただけ)
「もうみんなに引かれてもいい。思いっきり泣いたる」と、誤魔化すことはやめて堂々と号泣しました。
そして演目終了後ライトがついたら…、
クラスのママほぼ全員が引くほど号泣してた!
タロウは新設園に第一期生として入園したので、クラスの子はほとんどが長子。
ママたちもママ6年生がほとんどなんです。
クラスのママたちはいつもにこやか&生き生きしている人ばかりで、だれもがみんな上手に育児と仕事の両立をしているように見えます。
でもきっとみんなそれぞれにこの6年間、いろんな悩みやつらいことを、それぞれのやり方で乗り越えてきたんだろうなあ、と。それをみんなの涙が語っていました。
24人のママが、24通りの壁を越え、24通りの育児と仕事の両立をこなしてきた。そして全力で子供を愛してきた。
正解なんてないし、うまくいかなくたっていいんだし、どんなに器用な人でも悩むときは悩むんです。
それでも、子供を全力で愛せていたら、もうそれでいいんじゃないでしょうか。
がんばったことが成果(子供の成長)として、目の前に現れるのが育児。
こんなご褒美があるなんて、仕事との両立に悩みながらも「育児やってきてよかったなあ」って、思いましたよ、心底。
そしてこんなご褒美を用意してくれた保育園の先生方には本当に頭が上がりません。いつも本当にありがとうございます!
▲ご褒美の汽車ポッポお子様ランチ。その日はたっぷり甘やかしまくりました