子育てと仕事を自分らしく両立するために大切な3つのポイントとは?

こんにちは、編集部の石川です。ママたちの不安として多くあげられる「子育てと仕事の両立」。まだ子供のいない私も、本当に両立なんてできるの?と、今から心配しています。

そこで今回は、子育てと仕事を両立できる再就職を目指すママを応援するイベント「レディGO!Project」を取材してきました。子育てと仕事を両立するために大切な視点についてご紹介します。

子育てと仕事の両立を応援する
「レディGO!Project」とは?

レディGO!Project

「レディGO!Project」は、東京都がマザーズハローワーク等と連携し、仕事と家庭を両立しながら、再就職を目指すママを応援するイベントです。東京都内で年に4回開催されています。

会場には託児コーナーやキッズスペースがあり、子供と一緒に参加できるのが特徴です。

合同企業説明会

レディGO!Project

会場では、仕事と子育ての両立に協力的な企業20社による合同就職面接会を実施。子育て中で企業に足を運ぶことが難しいママでも、その場で一度に多くの企業の面接を受けることができます。

内容も充実

レディGO!Project

また、ママの再就職を応援するセミナーやトークショー、マンツーマンのメイク講座が行われるなど、無料で様々な情報を得ることも。

会場で行われていたトークショーでは、「子育てと仕事を両立するために大切なポイント」をわかりやすくお話されていたので、ここからはそのトークショーの様子をお伝えします。

子育てと仕事を両立するポイント1
仕事の「目的」を考える

レディGO!Project

女性支援キャリアカウンセラーの川又けい子さんは、「自分は何をしたいのか、何のために働くのか」を、再就職・復職前に考えることが大切だと、話されていました。

仕事の目的

仕事の目的には、以下の3つがあります。

精神的側面 自分がやりたいことに挑戦することで、やりがいを感じる。
社会的側面 こんな人と働きたい、こんな組織に属したい、社会に貢献したいという社会的欲求を満たす。
経済的側面 自分らしい生活をしていくために必要なお金を稼ぐ。

仕事に対して求めることは、一人一人違いますよね。ママになるとどうしても自分のことを後回しにしがちですが、まずは自分が働く目的を考えて、それに合わせて情報を収集して計画的に動くことが重要だと川又さんは言います。

自分が大切にしたいことが決まることで、やるべきことが自ずと見えてきます。

子育てと仕事を両立するポイント2
家事は時短・分担!完璧を目指さない

レディGO!Project

仕事と育児を両立するうえで大変なのが、日々の家事・育児。どうにかして1人で完璧にやろうとしてしまうママも多いですが、適度に手を抜かないと、ママが倒れてしまいます。

家事の分担はタスクの可視化が肝心

川又さん曰く、家事を時短・分担するにはタスクを可視化することがとにかく大切

やることを紙に書き出しておくことで、自分が本当にやらなければいけないこと、逆にやらなくてもいいことが明確になり、分担もしやすくなるそうです。

時短料理のコツ

料理家の酒匂ひろ子さんによれば、次の3つが料理の時短に有効とのこと。

  • 買ってきた野菜をすぐに切って冷凍し、自家製冷凍野菜を作る
  • 電子レンジを活用する
  • 平日は定番メニューをアレンジするだけ

少しでも手間を減らして、家事を効率的にできるといいですね。

子育てと仕事を両立するポイント3
自分自身の気持ちを大切にする

レディGO!Project

社員であり、ママであり、妻であり、自治体のメンバーでもあり…。ママたちは役割がいっぱい。子育てと仕事を両立していると、忙しくてついイライラしてしまうことも。

アドラー心理学コミュニケーション講座講師の嶋尾かの子さんは、「イライラ」の下に隠れた感情を理解することで、気持ちの整理ができるとおっしゃっていました。

イライラという感情の仕組み

二次感情 イライラ、怒る
一次感情 心配、不安、寂しさ、悲しみ、落胆
自己理想 安心、信頼感、愛、一体感、ゆとり、喜び、満足感

イライラという感情は、一次感情から起こる二次感情と言われます。さらに一次感情の下には、「こうありたい」という自己理想が隠れています。

この自己理想が実現しないとき、一次感情が出てきて、二次感情であるイライラに繋がるのです。

自分・相手の気持ちを知る、伝える

つまりイライラすることを少しでも減らすには、自分がどうありたいかという気持ちを知り、伝えることが大切

これは、自分だけでなく相手のことも考える必要があります。つい怒りたくなる気持ちを抑えて、家族、職場の仲間、そして自分の気持ちを一旦受け止めて、イライラする本当の原因を探ってみましょう。

恥ずかしいかもしれないし、難しいかもしれませんが、自分の気持ちをきちんと伝えて相手とコミュニケーションを繰り返すことで、自分の心のケアすることを忘れないでくださいね。

しかし、子育てと仕事の両立の不安はみんなそれぞれ違うもの…。

レディGO!Project

イベントに参加していたママたちに、子育てと仕事の両立についてお話を伺ってみたところ、その不安は多種多様でした。

Aさん

Aさん

主人が関西から東京に転勤になったため、仕事を辞めざるを得ませんでした。どのような仕事があるのかゼロから探しているところです。

関西出身なので東京に親戚も、もしもの時に頼れる人もいないから、今は仕事も家事も育児も、とにかく全部が不安で仕方がありません。(9ヶ月のママ)

上の子を幼稚園に入れてしまったので、下の子を保育園に預けられず、働きたいのに働けない状態です。

幼稚園が終わって落ち着いたら、自分の体力的にフルタイムではなく時短で働きたいのですが、時短となると正社員ではなくパートしかないのかなと不安です。(3歳と9ヶ月のママ)

Sさん

Sさん

Yさん

Yさん

現在育休中で、復職するための心の準備としてこのイベントに来ました。

子育てと仕事をしながら、家事をどう効率化すればいいのかが不安です。今は仕事をしていないからどうにかできているけれど、働き始めたら家事までこなせるのでしょうか…。(1歳のママ)

それぞれに事情があり、ママたちの悩むポイントもみんな違います。子育てと仕事の両立は、おかれた環境に大きく影響される問題でもあります。

そのため、今回ご紹介した両立のポイントは、あくまでも考え方の1つ。思う通りにいかないことは、たくさんあると思います。

ただ、自分が大切にしたいことは何かを考えることは、ママが子育てと仕事を両立するうえで忘れたくはないことですね。

今しかない子供との時間も大切に。
でも、自分の人生も大切に。

親子

子供の成長はあっという間だと言います。子供と過ごせるかけがえのない時間を、ママとしては大切にしたいですよね。

ただ、子供が20歳になったとき、自分はどうなっていたいですか?どんな生活をしていたいですか?

自分のことを後回しにせず、1人で抱え込まず、時には休み、周りに協力してもらいながら前向きに子育てと仕事の両立ができるといいですね。


石川 瑛子

石川 瑛子

いしかわ ようこ

「こそだてハック」「ninaru baby」編集者2年目。大学時代はノルウェーに留学し、北欧の教育や子育て政策、ジェンダーについて研究していました。趣味は写真を撮ること。旅行先には欠かさず一眼レフを持っていきます。
https://eversense.co.jp/member/ishikawa-yoko