ママ友の子供の誕生日には、何か贈りますか?私の場合、子供が小さいときほどママ友と過ごす時間が長く、「一緒に育児をしている仲間」のような存在だったので、何かしらお祝いしたいという思いがありました。
そこで今回は、実際にママ友からもらってうれしかった、あるプレゼントをご紹介します。
それは1歳の誕生日のこと
うちの娘と生まれが1日違いのKちゃんママ。家の近所の児童館で出会い、たまに遊ぶ仲でした。
娘もKちゃんも、当時はおっとりタイプ。まだ赤ちゃんだったので、一緒に遊ぶことはありませんでしたが、お互いのんびりした雰囲気で平和に遊んでいました。
「これ、誕生日プレゼント。持ってるかもしれないけど、持ってても使えるから!」
聞きましたか?謎の言葉。
「持ってるかもしれないけど、持ってても使えるから!」
持っているものとカブると、一環の終わり
「持っていたらどうしよう」
プレゼントって、ここが難しいと思いませんか?
一緒に過ごしていれば、ママ友の好みや赤ちゃんの好きなものはなんとなくわかります。ママ友って、ある程度、波長が合う人と深く付き合うことになるので、守備範囲は心得ているつもりです。
でもですね、「持っているかどうか」は難しいんです。
例えば絵本。ママ友の子供へのプレゼントにはとっても選びやすいアイテムです。
- 教育にいい
- 気を遣わせる値段じゃない
- かさばらない
- 趣味が色濃く反映しない
- 読まなくてもお互いに気分が悪くならない
ね、贈る方ももらう方も、ストレスが少ないんですよ。でも、同じ絵本が2冊手元にあったら…。使い道がないんです。
持っている絵本をもらった経験、あります
そのときも「もしかしたら持っているかもしれないんだけど…」という前置きつきでした。絵本って何万冊もあるから大丈夫。「たぶん持ってないよ」と包みをあけたら、持っている絵本でした。
こういうとき、どうしようか困ります。
子供は素直。何かしら反応するかもしれないから正直に伝えました。
一生懸命選んでもらったのに、なんかごめん!
「持ってるかもしれないけど、持ってても使えるから!」
Kちゃんママが謎の言葉と一緒にプレゼントしてくれたのは、この絵本でした。
「なーんだ、ふつうの絵本じゃん」と思いましたか?いわゆる普通の絵本だけど、自分で作れる絵本なんです。
こんな風に手形を押したり
(向かって左:6歳、右:4歳)
好きな食べ物を書いたり、毎年の子供の成長を残せる絵本なんです。
(写真ではうまく見えないとは思いますが…)これを見ると、2年経っても、嫌いな食べ物「ぴーまん」「だいこん」がアップデートされていないことがわかります。
絵本を見れば、成長の様子がわかる
2歳:公園で大好きなブランコに乗っているところ。
3歳:パパとママと自分かなぁ。この時期、こういう絵をよく描いていたなぁ…。
5歳:手はありませんが、足は描くようになりました。男女が色で区別されているようです。地面のようなものも出現し「俯瞰して見る」ことができるようになったと思われます。
誕生日の天気もわかる
「わたしの誕生日って、毎年雨なんだよね…」と娘は言っていましたが、「晴れ:くもり:雨」=「2:1:2」でした。
他にも体重や身長、将来なりたいものなど、いろいろ書き込めます。
将来なりたいものの変化もわかる
- 1歳:不明
- 2歳:学校に行きたい
- 3歳:お花やさん
- 4歳:たまごっち
- 5歳:プリキュア・あいかつ
- 6歳:あなとゆきのじょうおう
2歳の頃はどんな勉強家かと思いましたが、途中からは乙女街道まっしぐらです。5歳あたりから書ける文字だけ自分で記入しようとがんばっているので、ひらがなの記載が増えました。
たかがシール、されどシール
ノンタンのバースデーブックには、絵本に貼りつけられるシールがついています。
シールを貼るのって、小さい子には難しい。赤ちゃんにはできないけれど、2歳、3歳になると少しずつ貼れるようになります。1年前のバースデーブックを見返すと、シールの貼り方でも成長が見られるはずです。
1歳の誕生日から毎年買っています
1歳から6歳まで、毎年誕生日前に購入して、「誕生日には手にインクをつけて手形を押す」という恒例行事ができました。
自分の娘だけではなく、友達の誕生日プレゼントにも何度も「ノンタンのバースデーブック」を贈りました。そうですよ、覚えていますか?
「持ってるかもしれないけど、持ってても使えるから!」
かぶっても大丈夫、来年使ってもらえばいいので気兼ねなく贈れます。薄くて小さいから場所も取らないし、プレゼントして持ち帰るときにも邪魔にならないし、男の子でも女の子でもいい。絵本が苦手な子でもいい。すごくいいプレゼントだと思います。
久しぶりにバースデーブックを見返してみた
いつもは本棚にしまってある絵本を引っ張り出して、娘や夫と見返してみました。
フリー欄には、誕生日にもらったプレゼント、最近好きな遊び、私たちからのメッセージがありました。そして気が向いた年には写真が貼ってあって(巻頭に写真を貼るスペースがあります)、懐かしさと温かい気持ちでいっぱいになりました。
赤ちゃんから子供へ、日々成長し、思い出もアップデートされていくので、この時期には新鮮だったことや、日常だったことも、今となってはすっかり忘れています。
ブランコが好きで、次の子が待っているのになかなか順番を変われなかったなとか、大好きな箱があってよくかぶって遊んでいたなーとか。
あの頃の記憶がどんどんよみがえる
ノンタンのバースデーブックには、思い出のかけらが所々に散りばめられていて、一瞬でその頃の記憶を呼び戻してくれました。
娘が20歳になったら、ママになったら…。もうこの時期の記憶はないだろうけど、きっといいプレゼントになるんじゃないかな。と思うとなんだか泣けてきました。
成長してくれて、ありがとう。
1歳の誕生日からノンタンのバースデーブックを揃えてみませんか?
うちの娘は、10歳の誕生日を控え、「今年もノンタンの絵本やるー」と張り切っています。
何も記入していないノンタンのバースデーブックが本棚から出てきたので(去年書こうと思ったけどタイミングを逃した記憶…)、今年は忘れずに書くつもり。
1歳から毎年揃えると、あとで成長を見返せます。みなさんも、ぜひ10歳まで、いや20歳まで続けてみてください。きっと、家族の宝物になるはずです!