「育児において、大変なこと」は人による…というか子どもによると思いますが、「子育てで大変なものランキング」の中でも毎回首位をかざるのは、これじゃないでしょうか。
そう、寝かしつけです。
我が家は比較的、寝かしつけに成功しているほう。うちの娘は、0歳から以下のことができています。
なので、今日はそのコツを書いてみようと思います。
たどり着いたのは、
300件以上の成功例がある方法
「寝かしつけが大変」という声は、子どもを産む前からよく聞いていました。
「寝かしつけに3時間かかった…」とか、「寝かしつけしてたら親も寝ちゃってた…」とか、「寝かけていたのに、布団に置くと泣き出しちゃう…」とか。
背中スイッチって何やねん、ほんまにあるんかそんなスイッチ。でもかなり多くの親がそう言っているから、きっとあるんでしょう。
「寝かしつけの大変さを回避する方法はないのだろうか」と調べて出会ったのが、300件以上の家庭で働いた住み込み型スーパーナニー(※)の経験を元にした「ジーナ式」。
(※編集部注:「ナニー」とは、主に家庭訪問型の保育サービスを提供する幼児教育や保育のプロのこと)
300件以上のケースで、しかも全員が成功している!!だから、この通りにやったらみんなできる!0歳も1歳も、赤ちゃんがひとりで寝てくれる!
そんなジーナ式をまずは環境作りからご紹介。なぜなら寝かしつけも環境を整えることが大切だからです。コロナの影響での在宅勤務で、いかに仕事の環境を整えることが大切か、痛感された方も多いのでは?
子どもの睡眠も同じ。子どもにとって快適に眠ることは仕事!だから、子どもの睡眠の環境を整えることはとっても大切です!
静かな子ども部屋を真っ暗にして寝かせる
ジーナ式における子どもの最適な睡眠環境とは、産後すぐに子ども部屋を使用し、夜はもちろん、昼寝も子ども部屋を使うこと。そして、寝かせる時は遮光カーテンを使い、部屋を真っ暗にすること。とにかく慣らすことが大切です。
夜起きる子であれば、子ども部屋に授乳用のイスを設置。背もたれとひじ掛けがあるイスがおすすめです。
もし間取り的に、子ども部屋を作ることがどうしても難しいなら、大人の寝室と同じでもいいと個人的には思います。ただ、大人が普段活動しているリビングなどの部屋とは必ず別室にすること。
赤ちゃんを寝かせるためには、真っ暗で静かな部屋という環境を整えることが大切なんです。
ひとりねんねのための便利アイテム
ここからは私が実際に使って便利だった、環境づくりのための便利アイテムをご紹介します。
持ち運び自由なベビーモニター
寝かした子どもがベッドから落ちていないか、うつぶせになっていないかなどはベビーモニターを使って確認。
ちなみに我が家はこちらを使っています。
トリビュート ワイヤレスベビーカメラ
- 税込価格
- 16,691円
0歳1ヶ月~1歳3ヶ月の現在まで、毎日ヘビーユーズしています。カメラの遠隔操作ができるし、暗視機能がついているから暗い部屋でもよく見えるし、室温も分かるし、とっても重宝しています!
この値段で子どもが寝てくれると思ったら、安すぎてオツリがくるわ!
赤ちゃんを安心させるおくるみ
生後数週間の赤ちゃんは、おくるみに包まれると良く眠ります。腕を覆わず、脇の下からくるむ「半ぐるみ」が効果的。くるんで眠る時は、ブランケットの枚数をおくるみ分減らします。
環境が整ったところで、ここからは親がすべきことを紹介します。私が新生児の頃からずっと必ず守っていること。
それは、
ことです。
「なんでこれらをしちゃいけないの?」と思った方へ。理由を紐解いていきます。
正しい「ねんねの時間のサイン」を
クセづける
赤ちゃんを寝かせるために、抱っこや添い乳、背中トントンなどをやっているママも多いと思いますが、これらを「ねんねの時間のサイン」として赤ちゃんにクセづけてしまうことはNG。
なぜかって?そのサインは親も赤ちゃんも大変だからです。
そもそも、赤ちゃんが「背中トントンして」とは言ってないんですよ。むしろ親が「背中トントンしたら寝付くかな?」とやってみて、それが寝るサインになっちゃうことで、子どもも「背中トントンすれば寝る」と学ぶのです。
「背中トントン」を3分すれば寝てくれるのなら全然問題ないんです。でもきっと、そうじゃない。背中トントン30分とか60分とか、何の修行やねん、と。背中トントン選手権にでも出場するつもりか。
だから、我が家の寝かしつけのためのサインはこれ。退院後から徹底してこれ。1ヶ月未満の新生児の時からずっと。
部屋が暗いこと、静かなこと、毎日同じ時間に起こして同じ時間に寝かせること。これが「ねんねの時間の正しいサイン」です。
正直、抱っこしないで寝かしつけるのはとても辛かったです。だって抱っこしたら少なくとも安心してくれるから。その場では泣き止んでくれる可能性が高いから。
でもそれがクセづいて習慣化されてしまうと、どんどん自分の首を絞めるであろうことが分かっていたので、徹底して「寝かしつけのための抱っこ」はしませんでした。
保育園に入れるまでの2ヶ月は90%母乳でしたが、添い乳、添い寝も意識して絶対にやりませんでした。その結果、娘はひとりねんねができています。
結果が出るまで2ヶ月ぐらいかかることもあると思います。でも根気よくやるのが大事。
今までひとりねんねしてなかったら、きっと泣いて大変だと思います。でも、その2ヶ月さえ耐えれば、その後ずっとひとりでねんねしてくれると思えば、かなり楽だと思いませんか!
もし、寝かしつけに困っている人がいたら、ぜひ試してください!
記事提供:経済と育児が分かるようになるnote
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ポッケ編集部PICKUP育児エッセイ
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