夏休みや年末年始、ゴールデンウィークなど、大型連休に赤ちゃんを連れて長距離移動をするという家庭も多いのではないでしょうか?
そんなときに悩ましいのが、乗り物での移動中に赤ちゃんがぐずること。
30分のバスで大人しくできるかドキドキなのに数時間の新幹線無理だ?
子ども 新幹線とか子連れ旅行とか検索しただけで疲れてくる。— ゆみ (@m0m0_723) 2018年7月27日
新幹線の中でぐずり中のお子様いてる。子連れ旅行は大変だよねぇー。自分も経験あるから辛いだろうなぁという気持ちで見守るしか出来ぬのだけど、魔のいやいや期は本当に公共の乗り物辛かったよね…眠いのならぐずりなきせず寝てくれていいのだ…が…ギリギリまでスイッチ切れるまで泣くんだよね …
— 宮友ログホラ垢 (@miyatomopixiv) 2015年8月22日
ネット上の声にもよくあるように、新幹線や飛行機など、他のお客さんがいる環境だと気まずくなることも。
そこで今回は、長距離移動で赤ちゃんが夢中になる「テッパン」おもちゃを先輩ママに聞いてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
長距離移動にはおもちゃは必須?
長距離移動のときにおもちゃを持っていくママは、実際どれくらいいるのでしょうか。生後1歳6ヶ月までの赤ちゃんがいるママにアンケート(※)をとってみました。
その結果、95%以上のママが「持っていく」と答えました。やはり、ママたちの間では、旅行時のおもちゃは必須アイテムなんですね。
先輩ママに聞いた長距離移動のテッパンおもちゃは?
では、旅行に持っていくおもちゃはどのようなものがいいのでしょうか。ママたちに、子連れ旅行のときに持っていく「テッパンのおもちゃ」とその理由を聞いてみました。
ガラガラ・マラカス
一番人気に輝いたのは、ガラガラやマラカスなどの音が鳴るおもちゃ。ラッパなどと違い、大きすぎない音が、赤ちゃんをあやすのにちょうどいいのかもしれませんね。
あいさママさん
音のするおもちゃがお気に入りなので、周りに迷惑がかからない程度のものを持っていくことが多いです。
歯固め
口に何かを入れていると落ち着くという赤ちゃんは多いようです。乳児期は口で色々なことを確かめ覚える時期でもあるので、赤ちゃんの発達にも良さそうですね。
匿名希望さん
じっとしているのが苦手なうちの子。でも、歯固めをカジカジすることに集中すると、大人しくしてくれます。
人形・ぬいぐるみ
人形やぬいぐるみを持っていく理由で圧倒的に多かったのが「お気に入りだから」というもの。普段から遊んでいる人形やぬいぐるみは、いつもと違う環境でも赤ちゃんに安心感を与えるのかもしれませんね。
ゆいママさん
ぬいぐるみを手に持たせるとかじり出し、そのまま寝ることが多いです。
オーボール
今や定番のおもちゃ、オーボール。ベビーカーにつけて持っていくという人も多いことでしょう。
みつきママさん
オーボールはうちの子のお気に入り。にぎにぎしてしばらく遊んでくれます。
布絵本
他のおもちゃに比べてかさばらないのが特徴の布絵本。噛めるようになっていたり、触るとガサガサと音がするものもあり、いろいろな角度から赤ちゃんの興味を引いてくれます。
はなちゃんさん
触るとビニールの音がする布絵本は、泣いた時にすぐに泣き止んでくれます。
ちなみに、「その他」の回答で多かったのは、「なめられ太郎」というおもちゃ。赤ちゃんが自分で持ちやすく、振ると音が鳴る仕組みになっています。赤ちゃんの五感を刺激するのか、長時間、夢中になって遊ぶ子もいるようです。
おもちゃ以外の気の紛らわせ方は?
おもちゃを持っていければ一番いいのですが、荷物の量によってはあまりおもちゃを持っていきたくない場合もあるでしょう。そのような場合、ママたちはどのように対処しているのでしょうか。
いないいないばぁ
そーたんママ
タオルやハンカチを使って、「いないいないばぁ」をすると喜んでくれることが多く、泣き止んでくれます。
一番多かった回答がこの「いないいないばぁ」。手だけでもできる簡単さの割に、喜んでくれる赤ちゃんも多いようです。
手遊び
あっくんママさん
うちの子は手遊びが好き。「むすんでひらいて」をやると、よく笑ってくれます。
赤ちゃんの気を紛らわせるのに、手遊びは効果大!手をひらひらとさせるだけで、きゃっきゃと喜んでくれる赤ちゃんもいますよ。
歌を聴かせる
みれいママ
車で移動しているときは、運転しながら子供の好きな歌を歌って楽しませます。ニコニコになって落ち着きますね。
ママの歌は、赤ちゃんを安心させる効果があるため、落ち着かせるにはもってこい。ただし、新幹線などでは、他のお客さんの迷惑にならない程度の声量で。
外の景色を見せる
かんたママさん
新幹線では、抱っこでデッキまで行って、窓の外を見せてあげます。ぐずりがおさまり、じっと外を見ていました。
窓の外を流れていく景色は、赤ちゃんも興味津々。新幹線ならデッキで抱っこ、車なら窓から景色を見せることで、赤ちゃんが落ち着く場合もあります。
抱っこして歩く
匿名希望さん
電車移動のときに機嫌が悪くなったときは、抱っこしてブラブラ歩きまわるようにしています。キョロキョロと楽しそうにしていますよ。
新幹線などの密室で赤ちゃんにギャン泣きされると、周囲の人たちに迷惑がかかるんじゃないかとヒヤヒヤ。そんなときには、車内を探検してみましょう。普段の生活ではあまり見ない景色は、赤ちゃんの刺激になって、泣き止むかもしれませんよ。
きょうだいと遊ばせる
ほーしーママ
下の子が泣いたときに、2歳のお兄ちゃんにあやしてもらうと泣き止みます。お兄ちゃんも頼りにされるとうれしいみたいで、いたずらが減りました。
きょうだいがいる場合には、その子たちに遊んでもらうのもナイスなアイデア。赤ちゃんが泣き止むだけでなく、お兄ちゃんお姉ちゃんの教育にも効果があるかもしれませんよ。
長距離移動のテッパンおもちゃ、いろいろ試してマイベストを探そう
ママたちの長距離移動の際のテッパンのおもちゃや、おもちゃ以外での対処法を紹介してきました。
しかし、実際にこれらの効果があるかどうかは赤ちゃん次第。効果がある赤ちゃんもいれば、泣き止まない赤ちゃんもいるでしょう。
ママのなかには「子連れ旅行がおっくう」という人もいるかもしれませんが、赤ちゃんがごきげんだと、旅も思い出深いものになります。
ぜひ赤ちゃんに合った方法を見つけてあげてくださいね。
※アンケート概要
実施期間:2018年9月15日~9月21日
調査対象:0ヶ月〜1歳6ヶ月の赤ちゃんがいるママ
有効回答数:825件
収集方法:Webアンケート