ninaruポッケ編集部には、毎日家族のためにごはんを作っているパパがいます。
そんな彼に、共働き子育て世帯のリアルな食卓事情を語ってもらうべく、新たな連載が始まりました!
毎日ガチで料理をしています
こんにちは、ポテトです!…って言われても、誰だかわからないですよね。
ninaruポッケの中の人、といえばわかりやすいでしょうか。
過去に何人かの作者(ともさん、はなうささんとか)のインスタに登場しているので、コアなninaruポッケファンなら私のことをご存じかも??
なんで「ポテト」と呼ばれているのかというと…う〜ん、これ実は社外秘なので絶対に教えられません。二段階認証が必要です。
そんな私ですが、この度、料理についての連載をすることになりました。
なんで????
という声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。私もそう思います。ええ。
事の発端は、雑談中に私がした「毎日料理してるんですよ〜」という発言。
「毎日って言っても、どうせ土日とか気が向いたときだけでしょ?」
って思うじゃないですか。
でもこれが正真正銘、本当にガチで、平日は朝と夜、土日祝日は3食、毎日家族のためにごはんを作っています。
で、それを聞いた偉い人が何を勘違いしたか「面白いじゃん。それ連載にしよう!」とのたまったわけですよ。(古今東西、上司ってこういう生き物なんですかね。)
気づいたら、本当に連載することになってしまいました。
というわけでみなさん、しばらくの間、我が家の食卓事情を垂れ流すのでご容赦ください。
家事育児の負担は夫婦で半々…が理想だけど
▲こんな感じの料理を淡々と作ってます。
そもそも、なぜ私が毎日料理をしているかというと、家事育児の夫婦の負担を半々にするためです。
我が家は共働き3人家族で4歳の娘がいるのですが、彼女はママ大好きっ子でして、何をやるにも「ママがいい、ママがいい」と言います。
特に夜の寝かしつけが顕著で、妻が添い寝をしてあげないと寝てくれません。
私が寝かしつけようとしても決して寝ないし、むしろ「私、絶対に寝ないから!」と言わんばかりに目をカッと見開いて、しびれを切らした妻が寝かしつけに寝室までやってくるのを待っている節さえあります。
そのため、過去4年間のうち、私が寝かしつけられたことは数えるくらいしかありません。たぶん5、6回くらいじゃないかなあ…。
さらに、私たちが寝ないと、娘は夜中に何度も泣きながら起きてくるので、その度に妻が寝室まで連れて行って寝かしつける必要があります。もちろんすぐには寝てくれません…。
他にも、遊び以外はたいてい私ではなく妻に世話してもらいたがるので、育児の負担が妻に重くのしかかっています。
そこで、そのぶん家事の負担を減らすべく、私が毎日家族のごはんを作るようになったわけです。
とか言いながら、実はここには書けない混みいった事情が他にもあって、まだまだ妻の負担の方が大きく、“夫婦で負担を半々”という状況にはできていないのが実情です。
我が家の3つのごはんルール
▲最近気づいたのですが、卵焼き用フライパンってすごく便利です。
毎日料理をしているといっても、自由気ままに自分の好きなものばかりを作っているわけではありません。
自分の考えや妻からの要望などにより、我が家のごはん作りには大きく分けて3つのルールが存在します。
そこで、これからその3つを紹介していこうと思います。
ごはんルール①
洗い物をできるだけ減らす
皿洗いが死ぬほど嫌いです。滅んでほしい家事No.1です。生まれる前から嫌いでした。たぶん遺伝子に刻まれているんだと思います。
昔は皿洗いをどちらがやるかでよく妻と喧嘩していましたが、食洗機を購入して劇的に減りました。食洗機は神です。神なんですけど、容量に限界があるし、特殊な形のものは入れられません。熱湯ですすぐので材質も気にする必要があります。
だから、フライパンなどの大きめの調理器具や食洗機に対応していない食器はいまだに手で洗う必要があって、とてもめんどくさい。
できることなら1つでもいいから洗い物を減らしたい。
そう思いながら毎日料理をしています。
例えば、煮物と炒め物を作ろうとするとき。普通なら煮物は鍋で作り、炒め物はフライパンで作りますよね。でも私は、フライパン1枚で作るようにしています。
油を使わずに作れる煮物を先に作り、軽く水ですすいでから炒め物を作る。こうするとフライパン1枚で作れます。
え?煮物の味が炒め物に混ざるって?
そんなの気にしない。気にしない。胃に入ってしまえば味の違いなんて関係ありませんから。
ごはんルール②
子供と大人に同じ料理を出す
幼児食?何ですかそれは?
大人と子供で違う料理を作る余裕なんてツチノコみたいなものです。共働き夫婦には存在しません。何よりめんどくさいし、洗い物が増えてしまいます。
赤ちゃんじゃないかぎり、子供には大人と同じものを食べさせておけばいいんです(※あくまで我が家の考えです)。
大人と同じものを食べている時の方が子供も嬉しそうです(※あくまで我が家の考えです)。
もちろん大人と子供で同じ料理を出すからこそ気をつけていることもあります。例えば調味料の量とか。
大人の味付けって子供からすると濃いときがあるので、レシピ本などを参考に作るときは記載されている調味料の量を鵜呑みにせず、半量にして使うようにしています。なので我が家は全員薄味で食べています。
ただ、ついつい具材が大人サイズの料理を娘に出してしまうんですよね。最近妻からの指摘で気づきました(気づけよ、俺!)。
そうか、だからパパの作るごはん、嫌そうにしていたのか娘よ。
ごはんルール③
野菜をたくさん摂る
これは妻からの要望です。
我が家の女性陣は肌トラブルを抱えており、栄養が偏るとその影響がモロに出てしまいます。特に野菜不足だとそれが著しい。
そのため、妻からは野菜をできるだけたくさん取り入れたごはんを作るよう言われています。
よく外食メニューで「野菜たっぷり」とか書かれている料理がありますけど、たいてい葉物やモヤシなどでカサ増しされてるだけで、緑黄色野菜が全然入ってないんですよね。
残念ながら我が家ではそれは許されません。「緑黄色野菜にあらずは野菜にあらず!」と言わんばかりの緑黄色野菜原理主義を貫いております。
でもそれって結構大変なんですよね。お金もかかるし、レシピを考えるのも大変です。
子供は保育園で栄養バランスの考えられた給食を食べているから夜はテキトーでOK!
って言える家庭がうらやましい…。
栄養バランスを考えるのって、本当はとてもめんどくさいことですよね。でも、健康に直結するからやめるわけにはいかないのです。
プロに栄養面をチェックしてもらいたい!
▲クリスマス前日に作ったのに誰にも食べてもらえなかったローストビーフ
というわけで、上記3つのルールに基づいて毎日料理しているのですが、かなり我流でやっているので常々「本当にこれでいいのかなあ…」と思っています。特に栄養面で。
なので、せっかく連載にするんだし、毎回、管理栄養士さんにアドバイスをもらっていこうと思います。私の料理をただ垂れ流しても、みなさんに何のメリットもありませんからね。
私の連載を通して、栄養バランスのとれた食事とはどういったものなのか、何となくでいいのでわかってもらえたら嬉しいです。
それではみなさん、次回お会いしましょう!
ポテト
作者