女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典 #6 不眠体質を改善!

なんだかイライラする、肌が荒れる、疲労感が抜けない…病院に行くほどではないけどなんだか調子が悪い「なんとなく不調」を抱えていませんか?

この連載では、その「なんとなく不調」を食事を通して改善する方法を、KADOKAWAから発売中の書籍『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』からご紹介します

↓前回のお話はこちら

女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典 #5 便秘体質を改善!

女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典 #5 便秘体質を改善!

#6 「腎」が弱ると
不眠体質になる!

使用不可:食薬事典

イラスト:Eriy

睡眠不足が続く人を、漢方では「腎」が弱っていると考えます。そして「腎」にダメージを与える行動を「久立」と呼び、立ち仕事が多いことを表します。

寝る前に音楽を聴いて睡眠の質を高め、成長ホルモンの分泌を促したり、朝起きる時間を固定して体内時計を整えたりするなど、習慣を少し変えてみてください。

食事では、「腎」に必要な亜鉛やマグネシウムなどを多く含み、カリッポリッと良い音のするナッツや豆を食べるようにしましょう。

便秘体質におすすめの「食薬」は
音を楽しむ食薬

食卓 家 食事 家族

便秘体質におすすめの「食薬」は、生命力の強い食材に、BGMや会話など食事中の音も楽しむ料理です。

特に、睡眠前である夕食時は、心地の良い時間を過ごせるように意識しましょう。カリッと良い音のする実や種で「腎」を支えましょう。

症状別!おすすめ食材

顔や足がむくむ

納豆
とりたい食材

・納豆
・酢

むくみが起こる原因が生活習慣にあるとしたら、睡眠不足、動かずにじっとしていること、水分・塩分・アルコールのとりすぎなどが挙げられます。

すべてに共通して、水分の循環と排泄が悪くなる「腎虚」であると、漢方では考えます。また、老廃物を回収する「気」の不足も、むくみの原因となります。

そこで、「腎気」を補う食事に加えて、朝や仕事などの合間に気分の上がる音楽をかけて、スクワットをしたり、エアなわとびをしたりする習慣をとり入れましょう。

おすすめレシピ:
酢納豆

納豆に酢を小さじ1〜2入れて、混ぜたら出来上がり。しょうゆを使わなくてもおいしいので、塩分を控えることができます。

眠りが浅い

カシューナッツ ナッツ
とりたい食材

・カシューナッツ
・マッシュルーム

「腎」を元気にするには、生活面でリズムを整えるだけでなく、仕事時や睡眠前などシチュエーションによって音楽を変えることも効果的です。

そして、マグネシウムや亜鉛、ビタミンDなどの栄養を補給して、「腎陰虚」を解消する食材をとることをおすすめします。

おすすめレシピ:
カシューナッツとマッシュルームのポタージュ

マッシュルームやタマネギを軽く炒め、カシューナッツを入れて煮込み、ブレンダーかミキサーで滑らかにして、塩で味をつけたら出来上がり。

ミルクや生クリームを使わなくてもクリーミーになります。

耳鳴りがする

玄米 ご飯
とりたい食材

・小豆
・玄米

耳鳴りがある状態を、漢方では「腎虚」と考えます。

「腎」を整える食材をとり入れますが、食事中はスローテンポな歌詞のない音楽をかけて、ゆったりとその時間を楽しむことも大切です。

おすすめレシピ:
玄米酵素ご飯

玄米3合を洗い、小豆を40g、天然塩小さじ1を泡立て器で8分程度かき混ぜ、3合分の水を加えて玄米モードで炊き上げます。そのまま保温を続け、1日1回全体を混ぜると、3日後に出来上がり。

食薬で「なんとなく不調」から抜け出そう!

自分が感じている不調の解決策が見つかったでしょうか?

書籍には、今回ご紹介した以外にもさまざまな症状に合わせた食薬が紹介されています。たとえば…

● 足腰がだるい
● 太りやすい
● 生理痛で腰が重だるい

など!食材の効能についてもさらに詳しく書かれています。

女性特有の不調を解決する内容が満載です。ぜひチェックしてみてくださいね。

女性の「なんとなく不調」に効く 食薬事典

要出典 食薬事典
出典: www.kadokawa.co.jp

「病院に行くほどではない……でも気になる!」そうした女性の“なんとなく不調”は、この本でスッキリ解決!

不調や基礎体温から悩みを検索して、自分にあった「いま食べるべき食薬」がわかる1冊です。

女性に多く見られる「5つの体質」から導く55の不調解消メソッドを大公開!


書籍筆者:大久保 愛

書籍筆者:大久保 愛

おおくぼ あい


薬剤師、国際中医師、国際中医美容師、漢方カウンセラー。北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び、日本人で初めて国際中医美容師資格を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、漢方・薬膳をはじめとした医療と美容の専門家として活躍。おうちで薬膳を手軽に楽しめる「あいかこまち」を開発。漢方カウンセラーとして、年間2000人以上の悩みに応えてきた実績を持つ。著書に『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。
https://www.horipro.co.jp/okuboai/