こんにちは。ninaru baby編集長の磯部です。
突然ですが、赤ちゃんに薬を飲ませるとき、どのようにしていますか?
「全然飲んでくれない」「うまく飲ませる方法がわからない」…
こんな声をよく聞くので、お悩みのママも多いと思います。
しかし、私は一度も困ったことがないのです。それは、あるグッズたちのおかげだと思っています。
なので、どうしてもその話を悩めるママたちに話したい!!
ということで今回は、赤ちゃんに上手に薬を飲ませる方法やおすすめのグッズをご紹介したいと思います!
赤ちゃんの薬を処方してもらうとき
さて、うちの子たちは2人とも赤ちゃんのときから嫌がらずに薬を飲んでくれます。
最近の薬は美味しくできているからかもしれませんね。でも2人ともやけに甘いあのオレンジ色のシロップは嫌がります。
ドライシロップという粉末状の薬ならOK。なので処方してもらうときは必ず
この2点をお医者様に伝えるようにしています。保育園児なので2回服用はマストなのです。(保育園では基本、風邪薬などの服用はしてくれません)
しかし、どんなお医者様も「3回のほうが効きが良い」とおっしゃいます。そりゃそうだ。
つまり、飲ませるのが大変だからといって2回にするのはやめたほうがいいでしょう。3回飲ませることができるなら、お医者様の指定通りに服用させてあげてくださいね。
赤ちゃんが上手に薬を飲んでくれる!
お役立ちグッズTOP5
さてここからは、私が実体験に基づいた「薬を飲ませるお役立ちグッズ」TOP5をご紹介します!
第5位 スプーン
これは、特にお役立ちグッズというほどのものではないですが…ティースプーンです。
粉薬を水で溶かし少しずつすくって口に運んであげます。
が…これで上手に飲めるくらいなら、あまりお悩みではないですよね。
薬嫌いの赤ちゃんなら大騒ぎして
確実にこぼれます。
そして、少しずつしか飲ませられないので、1口で終わらせることができないのもデメリット。でもスプーンは基本の飲ませ方のひとつですね。
第4位 ちいさなコップ
さて、続きまして第4位。これも定番か…ちいさなコップです。
うちの1歳児はこのコップでいつも上手に飲んでくれます。個人的にはこのiwakiのプリンカップが飲ませやすいと思っています。
小さな手に収まるので、
イヤイヤ期で「自分でやりたい!」子にも、うってつけ。
お手頃価格だし、頑丈だし、プリン作ってもいいし、ちょっと前菜なんて盛りつけてみてもいいしで、うちには5個くらいあります。
▼iwaki 耐熱ガラス プリンカップ
第3位 スポイト
スポイトは調剤薬局で、オレンジ色のシロップとともにつけてくれることもありますよね。
でもうちはあのシロップを処方してもらうことはないので、もう少し月齢の低い頃は購入して使用していました。
水で溶かした粉薬をブシューと吸い込み、赤ちゃんのお口へIN!!
先が細長く折れ曲がっているので挿入しやすいですね。頰に添わせながらササッと流し込むのがコツ。とにかく
スピードが大事。
TVなどに気を取られている間に背後から奇襲をかけることも可能です。
ただ、洗いにくい形状なので不衛生になりがち&使い捨て推奨&ワンプッシュでは流し込みきれないという点で3位です。
▼診療化成 滅菌済スポイト
第2位 シリンジ
さて、こちらも洗いにくい形状なので不衛生になりがちなのですが…スポイトよりスピーディにお口に入れられるシリンジを2位としました。
これは、娘が細気管支炎になり10日ほど入院を余儀なくされたときに、巡回していた看護師さんが使っていて
「おおお!神業✨✨✨」
と感動し、購入してみました。スポイトより勢いよく口の中に薬を入れられます。ワンプッシュで完了です!
シリンジであれば、赤ちゃんもいつもと違う形状に興味を持ってお口を開けてくれそうです。
同部屋に入院していたお隣の赤ちゃんなんて、お薬の時間を楽しみに待っていたほどでした。お母さんが「おやつの時間だよ〜よかったねえ」と言うほど。(どんだけ好きだ)
▼テルモ シリンジ
第1位 お猪口
さあ、栄えある1位はなんでしょうか!!まさかの…
お猪口、そう、おちょこです!!!
これは全国、いや全世界のママに伝えたい名アイテムです。(日本にしかなさそうだけど)
お猪口のなかで薬を溶かして、お口に当ててクイッと傾けるだけ。
洗いやすいし、うちの子たちはこれが大好き。いつもと違う小さなコップで飲むことに特別感を覚えているようです。
特に写真のように、飲み口が薄く末広がりになっているものが◎。ぼてっとしたタイプだとあまりうまくいきません。
こんな感じで、赤ちゃんの口にもフィットしやすく、浅いのでちょっと傾けるだけでお口に薬が流れ込みます。
4位のコップだと深さと広さがあるので「クイッ」とはいかないのです。「ゴクゴク」と言った感じになります。
▼富士山 ぐい呑み
赤ちゃんの薬のちょうど良い溶かし方
さて、使うグッズが決まったら、粉薬を上手に溶かしましょう。
ごく少量の水を含ませてこねて粘土状にし、頰の内側に貼るという方法もあるようですが、何度やってみても、水の「ごく少量具合」がうまくいかず粘土状にならない…
かなり高度な技術を要するので、私は諦めて水で溶かして飲ませる方法にしています。
とはいえ、水を入れすぎると薬の量が増えた感じになりなかなか飲みきってくれません。また、スポイトやシリンジ、お猪口にはおさまりません。
私は、このくらいの粉薬の量に対して…
このくらいの水で溶かしています。ペットボトルのフタ1杯分くらいですね。
上記の写真のように数種類処方された場合は全部一緒に混ぜています。
(必ず薬剤師さんに「混ぜても良い薬の種類かどうか」を事前に確認してください)
赤ちゃんの薬服用はもう憂鬱じゃない!?
さて、次回から簡単に薬を飲ませられるような気がしてきませんか?
1日2〜3回の憂鬱から抜け出すために、色々試してみてください。赤ちゃんの月齢やタイプに合った方法が見つかると嬉しいです。
うちの娘O子(1歳10ヶ月)は、現在はお猪口かiwakiのカップで飲んでいます。(母がズボラなので、一番近くに置いてある方を手に取るだけで、特に使い分けしているわけではないです)
ちなみに兄(現在6歳)は、4歳の頃には薬の封を開けたものを直接口に入れて欲しいと言い始め、今では大人のように自分でサラサラ口にいれてから水で流し込んでいます。
でも、たまに直接喉にかけてしまうようで、
突然むせて粉薬を四方に噴射する
という惨事にも見舞われています。(掃除する私にとっても大惨事)
あれやこれや色々ありますが、本当にあっという間に子供は育ちます。今だけの大変な期間をできるだけハッピーな時間に変えてみてくださいね。
次回は、また何かお役に立てそうなものか、編集秘話か…何か書きます。