「男の子は甘えん坊」はやっぱり本当!実際に体験したあるあるエピソード

こんにちは。編集部の佐久間です。

男の子を育てていると、「なんて甘えん坊なんだろう」と感じることありませんか?

現在5歳になる長男は究極の甘えん坊で、特に1〜3歳頃がピークでした。いまでこそ、我が子にこんなに甘えられるのは男の子ママの特権だなと思えますが、当時は悩んだことも。

今回は、そんな男の子の甘えん坊エピソードを我が家の体験談とあわせてご紹介します。

男の子っていつから甘えん坊?

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人見知りが始まる頃から、後追いをしたりママが見えなくなると泣いたりする赤ちゃんって多いですよね。個人差はあるものの、男の子が甘えん坊だなと思うのも、その頃からではないでしょうか。

そもそも男の子って生まれた瞬間から、もしかすると、お腹の中にいるときから甘えん坊なのでは?と思ったりもします。

といいながら、私は女の子を出産したことがないので全く根拠はなく、あくまでも想像ですが…。あと、長男は特に甘えん坊だと聞くので、二人目以降の男の子は、また違うのかもしれないですね。

長男の場合、産後の入院中は同じ日に生まれた女の子より明らかに泣いていたなぁとか、退院後しばらくはベビーベッドで寝てくれたけど1〜2週間もすると夜は私の横じゃないと寝なくなったなぁとか、そんなことを思い出します(さすがに大人用ベッドに寝かせるのは怖いので、囲みのある添い寝用ベッドを購入しました)。

男の子が甘えてくるのはどんなとき?

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それはもう、どんなときでも甘えてくる気がします。

家にいるときは、とにかくママの注目を引こうとするし、トイレでもキッチンでもママがいるところについてくる。そして、ママと二人きりのときは、ここぞとばかり「ママ大好き」アピールをたくさんしてくれます。

外に行ったときは、ママと離れないように、そしてママを取られないようにという意識が強くなるのか、ぎゅっと手をつないできたり抱っこをせがんできたり。ママは、ついキュンキュンしてしまうんですよね。

私自身は一人っ子として育ち、ずいぶんと甘えん坊な子供でした。それでも、母親に対して、そこまでべったりしたり愛情表現をしたりすることはありませんでした。これも男の子と女の子の違いなのかもしれません。

男の子のこんな甘えん坊エピソードありました!

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とにかくママっ子で甘えん坊だった長男、いまでも忘れられない出来事がいろいろありました。

初めての一時保育は泣いて終了

1歳2ヶ月頃、初めて一時保育に預けました。それまで、私が買い物や美容室に行く間に夫にみてもらったり、実父に預けたりしたことはありましたが、知らない場所で知らない人に預かってもらうのは初めて。

息子は、一時保育の施設の入り口で保育士さんに抱っこしてもらった瞬間、大泣きしました。とても悲しい表情をするので、私も涙が出そうになったのを覚えています。

初の一時保育はほんの2〜3時間。お迎えに行くと、息子はきょとんとした顔をして保育士さんに抱かれていました。結局、私が去った後もずーっと泣いていて、最後は泣き疲れて寝たそうです。

このときに初めて、うちの子はかなりの甘えん坊かもと実感したのでした。

どこでも抱っこを求める

2歳頃になると、児童館や公園で同世代の子供たちと集まる機会が増えたのですが、息子は、とにかく集団行動が嫌い。そして、なにをするにもママと一緒じゃないと嫌がる。

たとえば、「みんなで手遊び歌をやりましょう」となったとき、ほかの子は隣にママがいれば先生のお手本を見ながら自分で手を動かすのに、息子は歌が流れた途端にいつも抱っこをせがんできました。

みんなで同じことをする=ママと離れてしまう、というような感覚があったのかなと思います。

この時期は、ちょっとでも甘えん坊モードになると、所かまわず抱っこを求めてきていました。

年中になってもバイバイで泣く

3歳になって保育園に通い始めました。もちろん最初は、毎朝バイバイするときに大泣き。1ヶ月くらいして少しずつ慣れてきて、半年もすれば機嫌よくバイバイできるようになりました。

でも翌年、年中に進級すると、なんと逆戻り。また毎朝のように泣いたり嫌がったりするようになったのです。年少のときならわかるけど、年中になっても泣くとは思いませんでした。

ママ、保育参観に来ないで…!?

そして、そんな年中の6月頃に行われた保育参観の日。

私が教室に入るなり、息子は泣き出しました。クラスでの活動もほとんどやろうとせず、担任の先生が「せっかくママが来てるんだから頑張ろう」と声をかけてくれても、涙を流してやろうとせず…。

実は、前日に私が保育参観に行くと伝えたら、「保育参観に来た後に帰ってしまうのが悲しいから来ないで」というようなことを言っていたのです。

年少の保育参観のとき給食前に私が帰ろうとしたら泣いたので、そのときのことが相当つらい思い出として残っていたようです。

普通はママが保育園に来て嬉しいと思うはずなのに、その先の別れを想像して泣くだなんて…。

男の子なのに甘えん坊すぎかもと悩んだことも

2歳頃のとにかくママから離れるのを嫌がった時期も、4歳になって訪れた保育園のバイバイで泣いていた時期も、すごく悩みました

「育て方がよくなかったのかな」「もっと厳しくしたほうがいいのかな」と考え込んだり、目の前で泣く息子にイライラしてしまったり。でも、こればかりは悩んでも答えが見つかりませんでした。

いま振り返ると、あの頃の息子は、単なる甘えん坊という理由で泣いたりぐずったりしていたのではなかったのかもしれません。

なにか不安なことがあったのかもしれないし、いろいろなことを敏感に感じ取る時期だったのかもしれない。そして、男の子ならではの繊細さが特に際立っていた時期だったのかなとも思います。

「男の子は、いつか離れていってしまう」そう思うからこそ甘えん坊がたまらない!

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息子は年長になって、急にたくましくなりました。もう朝の見送りのときに泣いたり嫌がったりすることはありません。

ときどき甘えてくることはあるけど、抱っこをせがむことはほとんどなくなったし、夜は一人で寝付くようになりました(同じベッドには寝ていますが)。

甘えん坊すぎかもと悩んでいた頃が懐かしく、もうあんなに甘えてくれることはないんだな、とちょっと寂しく感じるくらいです。

0〜1歳の男の子を育てているママ、これから甘えん坊な時期がやってきて大変と感じることがあるかもしれません。でも、長い子育て期間のなかで、ママに甘えてくれる時間なんて、ほんの一瞬です。

息子も小学校高学年くらいになったら、どんどん母親から離れていってしまうんだろうなぁと覚悟しつつ、少しでも甘えてくれるいまのうちは、男の子ママの特権を楽しもうと思っています。


佐久間 祐子

佐久間 祐子

さくま ゆうこ

CM音楽プロデューサー、翻訳などの仕事を経て、妊娠・出産を機に一度は専業主婦に。長男が2歳のとき「こそだてハック」「ninaru baby」編集部に仲間入りしました。編集歴3年。
2018年秋に第2子を出産し、ひさびさの赤ちゃんとの生活に奮闘しながらも楽しんでいます。
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