こんにちは、スガカズです。
さて、長男の学校での現実を突きつけられた私に叱咤した旦那。私ははじめショックでしたが、旦那のおかげで長男に直面する問題にしっかり向き合えました。
旦那は私に「行動と気持ちがブレているんだよ」と言いました。
はじめはその意味がわかりませんでしたが、スクールカウンセラーの方に会って、意味を理解しました。
スクールカウンセラーの方との面談で
旦那の言っていたことがわかった&長男との接し方が見えた
旦那の叱咤から1ヶ月後、スクールカウンセラーの方と面談をしました。
スクールカウンセラーは週に1~2回程しか学校にいらっしゃらないらしく、面談の時間は限られていました。
「学校での困りごとは改善させたい。環境に馴染み、周りの生徒と仲良くできるようになってほしい。」
そういった思いが私にはありました。
しかしカウンセラーさんから「長男くんには学校のルールを守るといったやるべきことをやらせた上で、自分のやりたいことを存分にやらせてあげるといい」と言われて、ハッとしました。
長男が支援を受けられる環境を整えてあげるのであれば、クラスメイトから「ちょっと他の子と違うことをしている」「変わっているな」と思われることはある。
でも私は、クラスメイトから「変わっている」と言われただけで、どうしよう…と心が揺らいでしまいました。長男が過ごしやすい環境を整えてあげるための覚悟ができていないのではないかと、旦那は叱ってくれたのです。
旦那の叱咤の理由がわかり、自分がどうしたいのか、長男とともにこれからどうしていくのか…長男と私の未来の道が見えた気がしました。
スクールカウンセラーの方からは、発達障害特有の困りごとに対しての相談や支援を受けられる「療育センター」を受診することをすすめられました。
これからの道が見えた私は、面談の後さっそく療育センターに予約の電話をしました。しかし受診できるまでは10ヶ月程かかるとのこと…それまでは学校と家庭のみで問題解決して決めました。
家庭での支援
私の目が届く範囲では、長男は以下の2つの問題に直面していました。
①学校への苦手意識が強く学校のルールを守ることに意欲的になれない
②長男が学校の話をしないので本人の学校での状況がわからない
この問題に向き合うためにはじめはなにをどうしたらいいか分かりませんでしたが、たくさん失敗を繰り返してどうにか長男に合った方法を探しました。
①学校への苦手意識が強く学校のルールを守ることに意欲的になれない
少しでも学校生活を意欲的に取り組んで欲しいという思いから、その日1日のがんばりを先生に4段階(◎〇△×)で判定してもらい、それを家庭でポイントに交換するというゲームのようなことをやってみました。
一定のポイントがたまったら子供に特典が与えられるというルールです。
たとえ子供にとって「特典」を得ることが目的だったとしても私はその行動を褒めました。
△や×がつく日はもちろんありますが、少しずつ減ってきて、やる気が見えるようになりました。
②長男が学校の話をしないので状況がわからない
本人のやる気を引き出す方法を見つけられても、実際長男が学校でどのような状況なのかを把握できない…という壁がありました。
長男が学校で何ができなかったのか、学校でどのような行動を求められていたのか…そういったことは長男から聞くことはできませんでした。
家庭の支援だけでは限界があるなと感じることはよくあったので、普段から私は学校の先生に、電話や連絡帳を通して密に相談していました。
学校でも支援をしてくれているが…!?
少しずつ学校に適応しようと頑張っている長男。それでも私にできることは限界があり、これからどうしていこう…と戸惑うばかり。
家庭だけでは限界があるので、学校の方でも長男の支援をしてくれていました。
しかし…
この光景は一体…!?次のお話では、学校ではどのような支援が行われていたのかお話します。
スガカズ
作者