赤ちゃんと温泉旅行!赤ちゃんを温泉に入れてもいい?準備や対策は?

育児はもちろん、家事や仕事に追われていると「たまには骨休めさせてー!」「1日でもいいから上げ膳据え膳を…」なんて思ってしまいますよね。

お母さん、毎日、本当にお疲れさまです。

長期のお休みに向けて、旅行を計画している人もいるのではないでしょうか。

そこで、赤ちゃんを連れて温泉に行くときは、どのような準備や対策をしたらいいのか、先輩ママに教えてもらいました。

温泉デビューは生後6ヶ月がピーク!

温泉 

編集部でアンケート(※)をとったところ、多くのママが赤ちゃんを連れて温泉に行った経験があることがわかりました。

同時に初めて赤ちゃんを温泉に入れた月齢を聞いたところ、生後6ヶ月がもっとも多い結果となりました。

温泉デビュー 月齢

この頃になると授乳やねんねのリズムも整ってくるため、お出かけの計画が立てやすくなることも関係しているかもしれませんね。

ただ、多くのママが「赤ちゃんを温泉に連れて行く前は、多くの不安があった」と回答。

具体的に、どのような不安があったのでしょうか。次の章から、くわしく見ていきましょう。

赤ちゃんの温泉デビュー、ママの不安は?

いざ、赤ちゃんを連れて温泉に行くことになると、「そういえば…」とあれこれ不安に思うこともあったようです。

具体的に、どのような点が不安だったのかご紹介します。

順位 不安だった内容 割合
1 お湯の温度が熱くないか 85%
2 周囲の視線と反応 79%
3 宿のルール(赤ちゃんを温泉に入れてよいか) 78%
4 お湯が清潔かどうか 71%
5 お湯の成分が肌に強くないか 70%
6 浴場でおしっこをしないか 69%
7 浴場でうんちをしないか 66%

湯温を調整できない温泉も


私が仕事に復帰する前に、温泉に行きました。家族風呂を予約していたのですが、温泉の湯温は高いことを思い出し、湯温を調節できるか宿に問い合わせしました。

そのときに赤ちゃんを連れて行きたいことも伝えたら、「お水は足せないので、ベビーバスを用意します。ベビーバスでお湯を冷まして、入れてあげてください」と配慮してくれました。

もんもママ

他の宿泊客からジロジロ…


保育園が一緒のママから聞いた話です。赤ちゃんを連れて温泉宿に宿泊した際、ママが赤ちゃんを連れて大浴場に行ったそうです。

事前に宿に連絡し、大浴場に赤ちゃんを入れていいことも確認していたそうですが、いざ大浴場に行くと…。ほかの宿泊客からジロジロ見られたり、コソコソ何かを言われてしまったとか。

結局、シャワーでさっと体を流すだけにして部屋に戻ったと聞き、とても胸が痛かったです…。

匿名ママ

お湯が肌に強くないかどうか


親戚の結婚式に参列するために、式場の近くにある温泉宿に娘を連れて泊まったことがあります。

娘は肌があまり強くないので、温泉のお湯が肌に刺激にならないか気になり、かかりつけの小児科医に相談しました。すると「不特定多数の人が入るので、お湯が衛生的かどうかわからないからやめたほうがいいかも」とのこと…。

せっかくの機会でしたが、娘は部屋に付いているお風呂に入れました。

ぞのママ

【ママの不安別】
赤ちゃん連れの温泉、準備と対策は?

旅行 荷詰め 赤ちゃん

大人だけで温泉に行くときは気にならないけれど、体が小さく刺激に弱い赤ちゃんが一緒だと、いろいろな影響が気になりますよね。

また、他の宿泊客からの視線、悪意がなかったとしても居心地の悪さを感じてしまいます…。

赤ちゃんを連れて温泉に行ったママたちは、これらの不安をどのように解消したのでしょうか?

お湯の温度が熱くないか

宿からベビーバスを貸りました
事前に宿に電話をして、大浴場に連れて行っても大丈夫か確認をしました。

温泉のお湯の温度や泉質が気になったのでベビーバスを借りてお湯を張り、子どもはベビーバスに入れました。(くろうさぎママ)

のぼせないように気をつけました
子どもが生後8ヶ月のときに、温泉宿に連れて行ったことがあります。温泉のお湯は温度が高いので、子どもがのぼせてしまわないか気になっていました。

宿では貸し切り風呂を借りベビーバスに子どもを座らせてお湯をかけてあげました。 (しーちゃんママ)

周囲の視線と反応

赤ちゃん歓迎の宿を選びました
子どもが生後9ヶ月のときに温泉デビューしました。お湯の温度や肌への影響はもちろんですが、周りの人からの視線も気になっていました。

そういう人には、赤ちゃんプランのある宿がおすすめです。わが家は、バスチェアやベビーソープも用意してくれる宿を選びました。 (もちママ)

サービス内容はよくチェックして!
”赤ちゃん歓迎”をうたった宿を利用したことがありますが、サービスはあまり手厚くありませんでした…。

バスチェアやバスソープの貸し出しサービスはあったのですが、浴場に置いたままにできず、部屋まで持ち帰らないといけない点が不便でした。

脱衣場が狭かったので、バスチェアが他の宿泊客の邪魔にならないか気が気ではなかったです…。宿のサービス内容は、口コミを見て確認しておくといいですよ。(かかママ)

赤ちゃんを温泉に入れてよいか

宿に確認をしてから予約を
おむつが外れていない子どもは、大浴場に入れない宿もあります。温泉に行ってからガッカリすることがないように、予約をする前に気になることは確認するといいですよ。

わが家は大浴場に赤ちゃんを入れてもいいか、脱衣所にベビーベッドがあるかどうかを確認してから予約しました。
(もぐなママ)

貸切風呂がある宿を選びました
赤ちゃんと一緒に温泉に入れる、ベビープランがある宿に泊まったことがあります。宿のルールはOKでも、赤ちゃんが泣いて大浴場に入れないことも考え、貸切風呂がある宿を選びました。

大浴場の大きさにビックリして泣いてしまう赤ちゃんは多いそうなので、貸切風呂や内風呂がある宿を選ぶと安心ですよ。(ゆっちママ)

お湯の衛生面や成分

泉質を事前に調べました
子どもが1歳のときに温泉デビューしたのですが、温泉の成分や湯温が肌に刺激にならないかはとても気になりました。

温泉の泉質を事前にチェックし、そのときは大浴場に入れるのは避け、部屋のお風呂に入れました。(きのママ)

うんち・おしっこをしないか

水遊び用のパンツを用意しました
先日、生後11ヶ月の息子を連れて温泉に行ってきたところです。行く直前になって「おしっこをしてしまったら…」と気になり、宿に確認したら「水遊び用のおむつをつけての入浴もOK」とのことでした。

ママ友が宿泊した温泉宿は、水遊びの用のおむつの着用は禁止だったそうです。おむつのルールは宿によって違うので、事前に確認すると安心です。(mochiママ)

普段のお風呂と同じ時間帯に
家でお風呂に入れているとき、子どもがおしっこやうんちをしたことはありませんでした。なので、いつもの入浴時間に合わせて大浴場に連れて行きました。(みさきっくママ)

知っておくと、心構えができるかも…
赤ちゃんとの温泉旅行にはハプニングも

赤ちゃん お風呂 バスチェア

前述のとおり、赤ちゃんを温泉に入れる前に、多くのママがいろいろな準備をしていました。

それでも、行って初めて「こんなはずでは…」「これは予想外だった」と気づいたことも多かったようです。

また、赤ちゃんと「宿に泊まる」ということにも、ちょっとしたハプニングがあったとか。

赤ちゃんが、せっかくの温泉を嫌がった

入浴時間がいつもより遅くなり…

子どもを連れて大浴場に入るのは難しいと考え、家族風呂を予約しました。

いつもの入浴時間より遅い時間帯しか空いていなく、予約した時間にはすでに眠くてグズグズ状態…。大泣きして大変でした。

なおなおママ

大浴場に泣き声が響き渡りました…

大浴場が薄暗かったせいか、怖がって大泣きしてしまいました。泣き声が響き渡ってしまい、とても焦りました…。

いーなママ

いつもと勝手が違ってアタフタ…

子どもの体を洗いにくかった…

赤ちゃん用のシャンプーなどはしっかり準備して行きましたが、盲点だったのは、体を洗うときに赤ちゃんを立たせにくかったこと。

家のお風呂より広いので歩き回ろうとしてしまい、体を押さえておくのが大変でした。

ななママ

浴場の床が滑りやすかったです

子どもが生後4ヶ月だったので貸切風呂を予約したのですが、浴室の床が滑りやすく、子どもを抱っこして歩くのはかなり怖かったです。

また、 赤ちゃん用にベビーバスを借りて、温泉のお湯を入れてから水で湯温を下げようとしたのですが、蛇口が湯船の近くになく…。子どもが入れる湯温になるまで時間がかかりました。

ミズキングママ

宿の中の移動が大変だった

起伏のある庭を歩かなくてはいけず…

赤ちゃん歓迎の宿に、子どもが生後3ヶ月のときに泊まったことがあります。

一棟に一部屋という設計の宿で、食事などで部屋を出るたびに起伏のある庭を歩かなければいけませんでした。ベビーカーは使えなかったので、移動が大変でした。

74ママ

段差で転倒しかけました

部屋の入り口やトイレはもちろん、大浴場などの共用スペースにもちょっとした段差が多いことに驚きました。

子どもがまだ歩けないので抱っこで移動していたのですが、宿泊中に何度かヒヤッとしました。

よのママ

落ち着いて食事ができなかった

興奮して歩き回ってしまい…

泊まった宿は、朝食は宴会場のようなところで食べるスタイルでした。

広い会場に多くの人がいるので子どもが興奮してしまい、食事に集中できずに動き回る始末…。ささっと食べて部屋に戻り、部屋で離乳食を食べさせました。

きのママ

ベビーチェアが子どもに合わず…

宿のレストランで赤ちゃん用の椅子を予約していたのですが、用意されていたのは、1人でおすわりできる赤ちゃんが使う椅子でした。

やっと首がすわったころだったので、食事中、私がずっと抱っこしていなくてはならず辛かったです…。

ゆんこママ

赤ちゃん歓迎の宿とはいえ、慣れた自宅のようにはいかなかったママも多かったようです。

このような思いをしないように、「赤ちゃんのいるママの口コミ評価が高い宿を選ぶのがオススメ」という声もありました。

これから赤ちゃんを連れて温泉に行く予定がある人は、ぜひ、口コミも参考にしてくださいね。

赤ちゃんと温泉に行くときは、準備を万全に

赤ちゃん 温泉 旅館

毎日、育児に家事に追われていると、たまには骨休めしたくなりますよね。

せっかくゆっくりしに温泉に行ったのに、周りに気を使ってばかりいるとかえって疲れてしまいます。

そんなときは、「赤ちゃんプラン」をウリにした宿を選ぶのも一つの手。赤ちゃんと一緒に大浴場に入れるのはもちろん、ベビーカーの貸し出しや離乳食メニューまで取り揃えている施設もあるようです。

赤ちゃんの温泉デビューを検討しているママは、先輩ママの口コミもチェックしてみると安心ですね。

※アンケート概要
実施期間:2019年2月28日~2019年3月2日
調査対象:子育てアプリ「ninaru baby」利用者
有効回答数:236件
収集方法:Webアンケート