最寄駅やマンションにエレベーターがなかったり、公共交通機関を利用する機会が多かったりすると、ベビーカーを折りたたんで持ち運ぶことになりますよね。
たくさんの荷物を持ちながら赤ちゃんを抱っこすると考えると、ベビーカーはなるべく軽いものがいいと思うママが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、平均的な重さよりも軽量のA型とB型ベビーカー両方をご紹介します!
軽量ベビーカーの選び方
軽量ベビーカーを探すときにまず確認して欲しいのが、対象月齢です。
生後1ヶ月頃から使えるのがA型ベビーカー、生後7ヶ月頃から使えるのがB型ベビーカーです。軽量の商品はB型ベビーカーの方が多いですが、赤ちゃんの腰がすわるまで使えないので注意してくださいね。
また、軽量タイプのベビーカーは軽さを重視している分、機能面が劣る商品もあります。しかし軽さと機能の両方を重視しようとすると、ベビーカーの値段はどうしても高くなります。
軽さが最優先なのか、軽さ以外に収納力やコンパクトさ、赤ちゃんの乗り心地などの譲れないポイントがあるのか、あらかじめ考えてから選ぶことをおすすめします。
軽量ベビーカーの「軽量」ってどれくらい?
「軽量」といっても、その定義は商品によってバラバラ。そこで今回は、ベビーカーの平均重量よりも軽いものを「軽量タイプ」のベビーカーとして選びました。
A型ベビーカーの場合
A型ベビーカーの平均重量は、5〜8kgほど。海外製のベビーカーのなかには、重さが10kgのA型ベビーカーもあります。
軽いかどうかの目安となるのは5kg。5kgよりも重いベビーカーは、女性が片手で持つには重いとされています。そのため今回は、A型ベビーカーは重さが5kg以下のものを「軽量」としています。
B型ベビーカーの場合
一方B型ベビーカーの平均重量は、3kg以下〜5kgほど。コンパクト・軽量を重視するB型ベビーカーは、一般的にA型ベビーカーよりも軽い商品が多いです。
今回は、B型ベビーカーは重さが4kg以下のものを「軽量」ベビーカーとしてピックアップしました。
ここからは、軽量のベビーカーをA型・B型それぞれ分けてご紹介していきます!
軽量タイプのA型ベビーカー
アップリカ カルーンエアー
出典: www.aprica.jp- 重量
- 3.9kg
- サイズ
- 開:幅45.5×奥行き81.5〜98.5×高さ100〜103.5cm
閉:幅45.5×奥行き30.5×高さ96.2cm
- メーカー価格
- 32,000円(税抜)
まずご紹介するアップリカの「カルーンエアー」は、両対面のベビーカーなのに超軽量!
振動を吸収するタイヤのサスペンション機能や、車体の揺れやぐらつきを抑えるフレームなど、赤ちゃんの乗り心地と安全性も◎。でこぼこ道でベビーカーを押すときでも、赤ちゃんに伝わる振動を軽減します。
さらに、大きな幌が紫外線を最大98%カット。軽さだけでなく、赤ちゃんのための安心機能も充実したベビーカーですよ。
グレコ シティゴー
出典: www.gracobaby.jp- 重量
- 3.9kg
- サイズ
- 開:幅45.5×奥行き79.5〜95×高さ102〜102.5cm
閉:幅45.5×奥行き30.5×高さ96cm
- メーカー価格
- 25,000円(税抜)
グレコの「シティゴー」も、同じく最軽量の3.9kg!座面下のカゴが大容量なので、子供とのお出かけに荷物が多くても安心です。
赤ちゃんを道路の熱やホコリから遠ざけるハイシートだったり、シートは手洗いできたりと、軽量なのに機能も充実。さらにA型ベビーカーとしてはお手頃価格なので、価格も気になるママにおすすめですよ。
コンビ F2 plus AF(エフツープラス)
出典: www.combi.co.jp- 重量
- 3.9kg
- サイズ
- 開:幅49.5×奥行き71.5〜79.5×高さ104cm
閉:幅49.5×奥行き35〜38.5×高さ89cm
- メーカー価格
- 35,000円(税抜)
コンビの「エフツープラス」は、フルリクライニングができるB型ベビーカー(いわゆるAB型ベビーカー)です。
「エフツープラス」は前輪が小さく、小回りがききやすいのも特徴です。B型ベビーカーは、カゴがなかったり、小さかったりするものが多いですが、「エフツープラス」の座面下のカゴは約30Lの大容量!
B型ベビーカーに買い換える必要がないので、 1台を長く使い続けたいママにおすすめですよ。
ピジョン パタン
出典: pigeon-htravel.com- 重量
- 4.7kg
- サイズ
- 開:幅48.2×奥行き75×高さ103cm
閉:幅48.2×奥行き40×高さ79cm
- メーカー価格
- 30,000円(税抜)
とにかくコンパクトさを重視したいママにおすすめなのが、ピジョンの「パタン」。車のトランクに立てて置くことができるほど、折りたたんだときの高さがコンパクトです。
肩にかけたり、キャリーバックのように引いたりできるので、赤ちゃんを抱っこしながらでも簡単にベビーカーを持ち運べますよ。
「パタン」は背面のみのベビーカーですが、幌にはのぞき窓が付いているので、赤ちゃんの様子を見ながら安心してベビーカーを押せるのも嬉しいポイントです。
joie(ジョイー) エアスキップ
出典: jp.joiebaby.com- 重量
- 4.4kg
- サイズ
- 開:幅46×奥行き84×高さ100cm
閉:幅46×奥行き37×高さ100cm
- メーカー価格
- 19,800円(税抜)
とにかくコスパ重視!なママには、joieの「エアスキップ」がおすすめです。
イギリスの育児用品ブランド「joie」は、極限状態で何度も試験を行うことで安全な商品を開発しているので、リーズナブルでも安全性は◎です。
さらに、海外ブランドらしいシンプルでおしゃれなデザインも魅力の1つ。オールブラックのベビーカーは他にあまりないので、「みんなと違うベビーカーが欲しい!」というママにも人気ですよ。
グレコ シティスター
出典: www.gracobaby.jp- 重量
- 4.2kg
- サイズ
- 開:幅45.8×奥行き80.5〜96.3×高さ102.3〜105.3cm
閉:幅45.8×奥行き37×高さ88.5cm
- メーカー価格
- 26,000円(税抜)
赤ちゃんとのお出かけは、どうしても荷物が多くなりがち。グレコの「シティスター」のカゴは、軽量A型ベビーカーのなかでも大容量なので、収納力を重視するママにぴったりです。
さらに「シティスター」は、ハンドルの高さを自由に調節可能。押す人の身長に合わせられるので、パパとママで兼用しやすいのも便利なポイントですよ。
軽量タイプのB型ベビーカー
エンドー COOL KIDS バギー
- 重量
- 2.8kg
- サイズ
- 開:幅44×奥行き63×高さ92cm
閉:幅24×奥行き22×高さ104cm
- メーカー価格
- 11,800円(税抜)
バギータイプのベビーカーは軽さを重視した商品が多いですが、最軽量のB型ベビーカーはこちらの「COOL KIDS」でした。
重さはなんと、たったの2.8kg!さらに、ショルダーストラップも付いているので持ち運びやすく、子供が自分で歩けるようになり、ベビーカーを折りたたんで持つことが増えてきたママにおすすめです。
ピジョン ビングル
出典: pigeon-htravel.com- 重量
- 3.7kg
- サイズ
- 開:幅49.5×奥行き77.5×高さ101.5cm
閉:幅49.5×奥行き31×高さ92cm
- メーカー価格
- 27,000円(税抜)
軽さだけでなく、機能面も重視したB型ベビーカーが欲しいママには、ピジョンの「ビングル」がおすすめ!
B型ベビーカーのなかでは価格が高めですが、スイスイと押しやすいシングルタイヤを採用していたり、地面の熱やホコリの影響を受けにくく、眺めも良いハイポジションシートにしていたりと、軽さと機能と兼ね備えた商品ですよ。
また、ビングルはカラフルなデザインも特徴の1つ。ママの気分も上がって、赤ちゃんとのお出かけがさらに楽しくなりそうですね。
アイリスプラザ ベビーカー
- 重量
- 3.8kg
- サイズ
- 開:幅約44×奥行き約66×高さ約97cm
閉:幅約26×奥行き約23×高さ約110cm
- 参考価格
- 5,980円(税抜)
B型ベビーカーは、安いからといって軽量なわけではなく、安すぎる商品はかえって重い場合もあります。
編集部が値段と軽さのバランスをみながら探したところ、こちらのベビーカーが安さ重視のママにぴったり。
「もうベビーカーはあまり使わないけれど、ちょっとしたお出かけのときに使いたい」「旅行用として軽量のベビーカーが欲しい」という場合に便利です。
簡易なベビーカーですが、シートは取り外しが可能で気温にあわせてオールシーズン使いやすかったり、フロントガードが付いていたりと、機能的にも優れているお得な商品ですよ。
軽量ベビーカーは目的にあわせて購入しよう
「軽量ベビーカー」は、商品によって機能面や価格の幅が広い商品です。「軽量」であること以外に何が重要なのか、「軽量」よりも優先したいポイントがあるのかなど、ベビーカーを購入する目的や使う場面を考えながら探してくださいね。
ベビーカーを持ち運ぶためにコンパクトさも重視したいというママは、こちらの記事も参考にしてくださいね。