今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。【8】

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できるだけ部屋をきれいにしたいけれど、遊び盛りの子供がいるとそうもいかない…そんな悩みを抱えていませんか?

この連載では、真似するだけで素敵なお部屋になる方法を全9回に渡ってご紹介します。

↓第1回のお話はこちら

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。【1】

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。【1】


↓前回のお話はこちら
今あるもので「あか抜けた」部屋になる。【7】

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。【7】

【第8回】
花を置くだけで部屋が華やかな印象に

ベッド イラスト

花のある暮らし、すてきですよね。花が一輪あるだけで、部屋の印象が変わります

仕事から疲れて帰ってきたとき、家事でくたくたなとき、育児に追われたとき。部屋に飾られた花をふと見ると、気持ちがふわっと癒やされます。

植物には生命力があります。きっとそのみずみずしさに、私たちは癒やされるのでしょう。

また、花には片付け効果もあります。せっかく手に入れたお花。少しでも映えるように、部屋を片付けたくなりますよね。

家族も喜ぶので私もなるべく欠かさず、花を飾るようにしています。とはいえ、花を飾ることにハードルの高さを感じる人もいるでしょう。慣れないと難しいですよね。

ここでは、かんたんな花の生け方やその他のポイントをご紹介します。

花を生けるときのポイント

花瓶 イラスト

一輪で飾る

もっとも手軽な方法です。「花ってけっこう高くて」と思っていても、1本だけなら200円程度で購入できます。一輪ざし用の花瓶は100円ショップでも購入できます。

でも、わざわざ購入しなくてもコップ、ジャムやジュースの空き瓶でも充分。そのほうが肩の力が抜けた感じになって、気合の入った花瓶よりもおしゃれに見えることもあります。

「1週間に1本」と決めて、花のある暮らしを始めてみませんか?

1種類の花を数本飾る

「もっと華やかにしたいな」と思うときは、1種類の花を何本か飾るのがおすすめ。多種多色にすると途端に組み合わせが難しくなります。

シンプルに、ピンクのバラを5本、黄色のカーネーションを3本というように、色や種類をしぼるとハードルが下がります。

花束は分けて飾る

思いがけずもらった大きな花束。なかなかうまく生けられず、とりあえずそのままばさっとサイズの合っていない花瓶に入れてしまうことはありませんか?

年に数回あるかないかの機会。新しい花瓶を購入するのももったいないですね。何より大きい花瓶は場所をとります。そんなときは、花束を小分けにして飾るのがおすすめです。

それをいろんな場所に置くのもいいですし、3つ並べるのもいいですね。ダイニングテーブルの中央に、背の高い花や低い花を並べると華やかになります。

花を買ったら最初にすること

花の近くの葉を2〜3枚残して、ほかの葉はすべて取り除きます。こうしておくと、葉が水に浸かって腐るのを防げます。

水が汚れなければ、花も長持ちします。また、葉がばさばさと広がらなくなるので、生けやすくなりますよ。

花を飾るときのポイント

美しく見える花と花瓶の割合

あか抜けた部屋 8話

花瓶と花の長さを1対1にするとバランスが整います。でもそれもなかなか難しいことも。うまく飾れない人のためによい方法があります。

それは花瓶の口から花が顔を出すくらい短く茎を切ってしまうこと。すると花がバラバラとせず、まとまります。

おすすめの花

あか抜けた部屋 8話

初心者におすすめなのが、カーネーション、ガーベラ、ラナンチュラス。日持ちがよく花の色が豊富です。また、一輪でも華やかで絵になります。

花は、リビングだけでなく玄関やトイレ、寝室など、さまざまな場所に飾れます。

何千円、何万円もかけてモノを買うよりも、数百円の花のほうがずっと気軽。ぜひ飾ってみてくださいね。

※この連載は『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』(サンクチュアリ出版)からの転載です。

次回予告

部屋に奥行きを生むための簡単な方法とは…?

次回は2021年7月19日(月)公開予定です。

お楽しみに!

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今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。書籍カバー

できるだけ部屋をきれいにしたいけれど、遊び盛りの子供がいるとそうもいかない…そんな悩みを解決するのにぴったりな一冊です。

真似するだけで勝手に部屋があか抜ける、黄金ルールが詰まっていますよ。ぜひお手にとってみてくださいね。


荒井詩万

荒井詩万

著者

住宅やマンションのコーディネート・リノベーションを数多く手掛ける。住まう人に寄り添う心地よい空間づくりが人気。町田ひろ子アカデミー講師・大妻女子短期大学非常勤講師、企業とのコラボ空間プロデュース、TV・ラジオ出演、雑誌の企画監修などインテリアに関する様々な仕事をしております。 Instagram(@shimaarai),ブログはこちら