出産後のママが気になる骨盤ケア。骨盤矯正や骨盤ベルトなど種類が多くて、どれを取り入れたらいいのか悩ましいですよね。
そこで今回は、産後の骨盤ケアの中でも実際に効果があるのはどれなのか、先輩ママ225人に聞いてみました。
産後にどうして骨盤ケアが必要なの?
妊娠中、そして産後は思うように体を動かせないため、どうしても運動不足になって筋力が低下しやすくなります。さらに、妊娠中は大きくなった子宮を支えるために、骨盤まわりの筋肉に大きな負担がかかります。
また、出産時には赤ちゃんが産道をとおるときに、膀胱や子宮などを支える筋肉である「骨盤底筋」が引き伸ばされてダメージを受けることも。
このようなことが原因で、妊娠中・産後の女性の骨盤まわりの筋肉は弱ってしまいがちです。
そのままの状態にしておくと、負担がかかりすぎて痛みが出たり、尿もれや子宮脱の原因になったりするおそれがあるので、産後は意識して骨盤ケアを実践するのがおすすめです。
産後の骨盤ケアにはどんな種類がある?
産後の骨盤ケアの方法には、次のような種類があります。
骨盤ガードル、骨盤ベルト
出典: products.pigeon.co.jp骨盤ガードルや骨盤ベルトは、産後にママが直接身に着けることで、痛みが起きやすい骨盤まわりをサポートします。
骨盤矯正クッション、骨盤矯正イス
骨盤矯正クッションや骨盤矯正イスは、座るだけで正しい姿勢が身につき、骨盤まわりの負担をサポートします。
座っているだけなので、育児をしながらなど、日常生活の延長で使えますよ。
骨盤体操
骨盤体操とは、骨盤の周りにある筋肉を体操によって鍛えることで、産後に悩みやすい頻尿や尿もれなどの症状を改善します。
骨盤矯正
骨盤矯正とは、整体や整骨院などで行われる施術の名称です。骨盤まわりが揉みほぐされることで、痛みやコリが和らいだという声も多いですよ。
産後の骨盤ケア、ママ225人に聞いた効果があった方法とは?
先に紹介したように、産後の骨盤ケアにはたくさんの種類があります。
そこで、産後に骨盤矯正をしたことがあるママに一番効果があったものを選んでもらいました。
ninaru babyが225人に行なった、産後に骨盤矯正をしたことがあるママを対象にしたアンケート(※)によると、1番多く票を集めたのが整体で、全体の約半数に上りました。
次いで骨盤ベルト、3番目は骨盤ガードルと、直接身に着けるアイテムが続きます。
一方で、クッションや椅子は0%という結果になりました。
こう見ると、産後ママたちは様子を見ながら痛みやコリがあるところを施術してくれる骨盤矯正に効果を実感しやすいようですね。
産後の骨盤ケアは、自分に合った方法を見つけよう
先輩ママたちへのアンケートの結果、もっとも効果を実感できた産後の骨盤ケアの方法は、骨盤矯正ということになりました。
とはいえ、もちろんその効果には個人差があり、人によっては骨盤矯正クッションが一番効果を実感できる場合もあるでしょう。
また、骨盤矯正クッションを使ったママのなかには、こんな感想を教えてくれた人もいましたよ。
chiroさん
会陰切開の傷が痛くてドーナツタイプの骨盤矯正クッションを使っていました。姿勢が正されたせいか、傷の治りが早かったです。
もし骨盤ケアの方法で迷ったら、「これ!」と一辺倒にならずに、色々なものを試してみることをおすすめします。
自分に合った方法を見つけて、産後の体の回復も大事にしてくださいね。