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忙しいママにおすすめ!キッチンの汚れは「オキシ漬け」して放置できれいに

キッチンは水や油を使うので、おうちのなかでも特に汚れやすい場所ですよね。

汚れるアイテムも多く、育児しながらだとピカピカに保つのは難しい…なんてことも。そんなときにおすすめなのが「オキシクリーン」です。

オキシクリーンを使えばキッチン掃除は手間をかけずにいっきに進みます。シンクもコンロも「オキシ漬け」でまとめてきれいにできますよ!

今回はそのオキシ漬けで、キッチンをピカピカにする方法をご紹介します。

オキシクリーンはキッチン掃除と相性がいい!

オキシクリーン

オキシクリーンは、アメリカ生まれの漂白剤入りの洗剤。酸素の力で汚れを分解する効果を持っていて、どんなガンコな汚れもスッキリ落としてくれると、ママたちの間で人気です。

そんなオキシクリーンは「油汚れの分解」「漂白」「除菌」の3つの作用をもっているのが特徴。3つの力の相乗効果で効率よく汚れを落とすので、油汚れや焦げ付き、雑菌による汚れなど、キッチンにできるさまざまな汚れをきれいにできるんですよ。

オキシクリーンを上手に使うコツ

オキシクリーンはうまく使えるとかなり心強い洗剤。使いこなすためにはコツをおさえておきましょう。

熱いお湯を使う

熱湯 水道 蛇口

オキシクリーンは50℃ほどのお湯に溶かすのが一番効果的!酸素の泡が一気に出て汚れに働きかけます。

つけおきしている間に冷めてしまったら、追加でお湯を入れると洗浄力が持続します。

手袋をする

ゴム手袋

オキシクリーンが油を分解する力はかなり強力。肌に触れると必要な油分まで分解して肌荒れの原因になるので、触るときにはゴム手袋を忘れずに。

オキシ漬けで少し触れる分には問題ありませんが、拭き掃除のときは必ずつけるようにしてくださいね。

使う前にテストする

アルミ 弁当箱

オキシクリーンは強い洗剤なので、なかには相性の悪い素材もあります。

特にアルミ製のものはオキシクリーンと反応し、黒ずんだりもろくなったりするので注意しましょう。はじめて使うときは目立たない場所につけて変色などが起こらないか確認しておくと安心です。

キッチンをきれいにする「オキシ漬け」のやり方

キッチン 掃除 オキシ漬け

オキシクリーンをキッチンの掃除で使う際におすすめなのが「オキシ漬け」と呼ばれるつけおき洗いです。

やり方はとてもシンプルで、シンクに洗浄液をため、きれいにしたい物をつけおきするだけ。オキシクリーンが効いてどんどん汚れを分解してくれるので、手を動かすことなくラクしてピカピカにできますよ。

用意するもの(必須)

  • オキシクリーン
  • ゴム手袋

1. 排水口に栓をする

キッチン オキシ漬け 手順

排水口に栓をして、水が溜まるようにします。つけおきの間に水がもれないように、しっかり栓をしておきましょう。

栓がないシンクなら、水を入れたビニール袋の口をしばり、排水口の受け皿に置けばOK。さらに上からビニールで補強しておけば、より安心です。

2. お湯をためる

キッチン オキシ漬け 手順

40〜50℃くらいのお湯を蛇口から出し、シンクの半分ほどまでためます。

オキシクリーンは溶かすお湯の温度が高いほど効果が高くなりますが、火傷には注意してくださいね。

3. オキシクリーンを溶かす

キッチン オキシ漬け 手順

付属のスプーンすりきり1〜2杯のオキシクリーンを溶かしましょう。ガンコな汚れをきれいにしたい場合は、多めに溶かしてもOK。

かき混ぜるとオキシクリーンとお湯が反応して、酸素の泡がどんどんと出てきます。お風呂のお湯くらいの温度なら、ゴム手袋をして手でかき混ぜてもOKです。

4. きれいにしたい物を入れ放置する

キッチン オキシ漬け 手順

コンロの五徳や食器、鍋など、水洗いできるものなら何でも入れて大丈夫。

きれいにしたい物を入れたら、2〜6時間を目安に放置しましょう。時間をかけることでゆっくりとオキシクリーンが作用し、汚れを分解してくれます。

5. すすぐ

キッチン オキシ漬け 手順

栓を外して洗浄液を流し、1つ1つ丁寧にすすいだら完了です。

いつもはゴシゴシ苦労してこすり洗いしていた汚れ物も、これだけでピカピカに戻りますよ。

あんなものやこんなものもオキシ漬けでピカピカ

キッチン用品

オキシクリーンによる「オキシ漬け」は、水洗いできるものであればほとんどのものに使えます。特に次のようなアイテムがおすすめなので、参考にしながら選んでみてください。

油で汚れたもの

五徳

オキシクリーンは油の分解が得意。コンロの五徳や換気扇の部品、オイルポットなど、油でギトギトに汚れたものも数時間放置するだけでピカピカにしてくれます。

五徳のように入り組んだ形の部品もしっかり浸かるように、洗浄液は多めにつくっておくといいですよ。

焦げや茶渋がこびりついたもの

プライパン 鍋 焦げ

鍋の焦げ付きやカップの茶渋など、こびりついてこすっても取れない汚れにもオキシクリーンが効果的。酸素の泡が汚れの中に入り込んで、内側からふやかしてくれるんです。

焦げを分解するには時間がかかるので、ひと晩ほど放置してオキシクリーンの効果を最大限活かしてあげると、翌日にはスルッと落とせますよ。

雑菌で汚れたもの

三角コーナー

オキシクリーンは除菌効果ももっているので、排水口のフタや三角コーナーなど、雑菌によるヌルヌル汚れも退治できます。

水回りで気になる汚れがあったら、ついでに浸すだけなので簡単ですよ。

オキシ漬けでキッチンをまるごと掃除しよう!

キッチン

キッチンはこまめに掃除していても、取りきれなかった汚れが次々に出てきてしまうものです。

毎回完璧に掃除することはできないので普段の掃除は最低限にし、たまってきたらオキシクリーンで一網打尽にするのがおすすめ。新品の輝きを失った鍋などもオキシ漬けでびっくりするくらいピカピカに戻せます。

汚れが落ちる様子を見ているとキッチンの掃除が楽しくなるので、ぜひ試してみてくださいね!


記事提供:家事情報アプリ『コジカジ』
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ポッケ家事テク部

ポッケ家事テク部

作者

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