今日のごはん、栄養たりてる?

魔女が煮込んでる“ドロドロしたやつ”|今日のごはん、栄養たりてる?#3

共働き子育て世帯のリアルな食卓事情を、毎日家族のためにごはんを作っている編集部メンバーの「ポテト」が紹介する連載の第3回です。

ポテトが毎日ごはんを作る理由はこちら↓

夫婦で負担を半々にした結果…|今日のごはん、栄養たりてる?#1

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前回はこちら↓
困ったときは豚汁で決まり|今日のごはん、栄養たりてる?#2

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私は生きています

ピーマン
▲金色のジュースを飲みながらピーマンを切ってたら気分がよくなってきました。

どうもお久しぶりです。最近、架空請求業者同士を対決させる動画にハマっているポテトです。ぜひyoutubeで「架空請求業者 vs 架空請求業者」と検索してみてください。めちゃくちゃ面白いので。

さて、みなさんお元気ですか?私のこと覚えてます?

私は皆さんのこと覚えてますよ。この連載のことは忘れてたけど。

だいぶ更新をサボってしまいました。前回がもうだいぶ昔のように感じますね。でもやってることは変わらなくて、毎日家族のために食事を作っています。

今回も我が家の夕飯事情を赤裸々に書こうと思ったんですが、娘がピーマン食べられるようになったとか、妻が口内炎になってしまったので刺激の少ない料理をつくるはずが気付いたら辛口のカレーを作っていた話とか、心底どうでもいいですよね。

なので、今回はもうちょっと興味を持ってもらえそうな、「やらかした」話について書こうと思います。

謎の野菜の処理に困った…

赤紫色の謎の野菜

前回の豚汁回で「赤紫色の謎の野菜」が出てきたのを覚えていますか?冷蔵庫から出したはいいものの使い方がわからず、けっきょく豚汁には入れなかった食材です。

ボルシチに使うビーツそっくりの色だけど、見た目は小ぶりな大根。

記事を書いた後、何度も料理に使おうとはしたんですが、味の想像がつかないのでついつい後回しにしていました(じゃあ何で買ったんだ?)。

しかし、気づくと痛み始めているではありませんか。これはまずい!食材の廃棄は我が家では禁忌!SDGs!

あ、みなさんSDGsってご存知ですか?恥ずかしながら、私は娘からその存在を教えてもらいまして。娘の通う保育園はSDGsの意識が強くて、子供たちにスローガン(?)を暗唱させているようなんです。で、そのスローガンを自宅で聞かされて私は初めてSDGsのことを知りましたよ。最近の保育園は意識が高いんですね〜。

というわけで、意識低い系の私は意を決してこの謎の野菜を調理することにしました。

偉大な料理、豚汁の力を持ってしても

しかし、うまい使い道が思い浮かばない。「レシピを見る」という習慣や発想がないので、扱ったことのない食材を使った料理は苦手なんです。

いろいろ考えた末、最終的には見た目が大根みたいだから、とりあえず豚汁にすることにしました。豚汁は偉大かつ万能。つまり神。

ところがですね、いざ作ってみたら大惨事になりまして…。まあとりあえず、下の写真をご覧ください。




紫色の何か
▲まったくもって食欲をそそられない紫色の豚汁。どうしよう、食べきる自信ない…。

…どうです?見事に紫色でしょ?しかも、ナメコを入れたせいでとろみがついてる。

まるで魔女が鍋で煮込んでる“謎のドロドロしたやつ”です。作ってて「あ、久々にやっちゃったな」って思いました。

この後当然、夕飯に出したわけですが、大方の予想通りあまり美味しくありませんでした。本当においしくないのか、それともこの異質な色に脳が拒否反応を起こして美味しくないと錯覚していたのかは分かりませんが、とにかく残念な味でした。

でも残しませんでしたよ。この後スタッフが美味しくいただきました。

恐れず積極的にやらかしていこう!

ホットケーキ
▲関係ないけど、娘のために作ってあげたスペシャルホットケーキです(素敵なパパアピール)。

というわけで、ここ最近、私が料理で「やらかした」話でした。みなさんも、料理をしていて「あ、やっちゃったな…」って思うことってありますか?

私はよくあるんですよ。今回みたいなことが。特に金色のジュースを飲んで気分がよくなってるときとか。気が大きくなって、普段やらない大胆なことに挑戦してしまうんですよね。

ちなみにこれまでで料理中に一番「やらかした!」と思った瞬間は、「圧力鍋って限界まで圧をかけたらどうなるんだろう?」って思って実践したら、バルブ(?)が吹っ飛んで中のカレーが噴水のように溢れてきたときですね。

バルブが飛んだ瞬間、視界に映るもの全ての動きがスローモーションになって、「ああ、やっちゃった」と心の中で呟いたのは今でも忘れませんね。ちなみにカレー噴水は天井まで達して、見事なシミを作ってくれましたよ。

でも失敗することを遅れていたら料理なんてできませんからね。それに同じことの繰り返しってつまらないだけです。新しいことにどんどんチャレンジして刺激を受けた方が、マンネリしがちな日々の料理も楽しくなるってもんです。

だからみなさんも、積極的にやらかしていきましょう!

それではご機嫌あそばせ。


ポテト

ポテト

作者

ninaru編集部に所属するパパ編集者。精神年齢は中学二年生。煮たり茹でたり揚げたりと様々な料理に使える万能食材であり、野菜でありながら穀物として主食にもなり得る重要な存在であるジャガイモのように、ninaru編集部には欠かせない存在であることから「ポテト」という愛称で呼ばれるようになった…というわけでは決してない。