外科女医ミューのよもやま日記

幸せの満月のはなし|外科女医ミューのよもやま日記#8


この連載は、新人外科女医のミューさんが、出産・育児に感じた様々なことを書きつづった日記。
第八回は、幸せについてのはなし。久しぶりに1人で出かけるミューさん。楽しいはずなのに、なんだか満ち足りた気持ちにはなれなかったようです。

子供の笑顔を見ると、幸せの月が満ちるのかも

ミュー日記


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うちは夫が1人で子供と粘ってくれる人なので、休日に私1人で外出することができます。

産後何度か息抜きと思って1人で散歩に出かけました。

でも、出かけた先で子供連れの家族やお母さんに目がいき、その度に家にいる子供のことを思い出してそわそわしてしまいました。

そうして家に帰ってきて、迎えてくれた子供の笑顔をみて、その瞬間心が満たされた気がしました。

私の幸せの半分は子供を産み落とした瞬間に彼の胸の中についてしまったのかなと想像して、納得すると共に、自分が母になったんだなと実感しました。

子供が幸せそうに笑えば私も満たされるし、きっと私1人の幸せではもう私の幸せはフルムーンにはならないのでしょうね。

子供をもつことが特別だというのが、また少しわかった気がしました。


◆「外科女医ミューのよもやま日記」の記事一覧

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愛を注ぐということ|外科女医ミューのよもやま日記#3

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子供の名前をつけるということ|外科女医ミューのよもやま日記#4

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ぬくもりのはなし|外科女医ミューのよもやま日記#5

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子供の世界のはなし|外科女医ミューのよもやま日記#6

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あなたの瞳の中の世界|外科女医ミューのよもやま日記#7

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ミュー

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作者

30代消化器外科医。息子を出産後、一年間育休をとり復職しました。高齢者が好きで外科医になりましたが、出産後子供が愛しくなりました。うんちのことは専門だけど、子供のことはわからない。毎日手探りで育児をしています。漫画を描くのも大好きなので、仕事のことや育児のことをブログやツイッター(@myumyumoon)で描きます。